もう失敗しない!カメラのバッテリーやSDカードの入れ忘れを防ぐ簡単な対策方法
バッテリーや記録メディアはこうすれば絶対に忘れない
カメラのバッテリーや記録メディアの入れ忘れは、カメラ初心者だけでなく、上級者でも意外とやってしまいがちです。しかし、ちょっとしたことを習慣づけるだけでもう忘れなくなります。
することは単純で、バッテリーや記録メディアを取り出したときに、カバーを開けたままにするだけです。
一度バッテリーや記録メディアを取り出したら、またそれらをカメラに入れるまではカバーを閉じないでください。こうしておけば、カメラを持ち出そうとしたときにカバーが開いている違和感にすぐ気づいて、バッテリーや記録メディアが入っていないことが一目瞭然です。
よほどマメな性格で丁寧な人でもない限り、カメラを持ち出すときにわざわざカバーを開けてバッテリーや記録メディアが入っているかどうかを確認することはありません。ふつうの人は「自分がモノ忘れをすること」を前提にして、カバーを開けたままにしておくことをおすすめします。
予備があるともっと安心
もうひとつおすすめの対策方法は、予備のバッテリーや記録メディアを用意しておくことです。
バッテリーを忘れてしまうのは、バッテリーの充電切れのときにバッテリーを取り出すからです。上に書いたようにバッテリーをもう一度カメラに入れるまでカバーを開けておけば、まず忘れることはありませんが、あまり長い時間カバーを開けておくことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。
予備のバッテリーがもうひとつあれば、片方が充電切れしてもすぐに充電済みのバッテリーに交換できます。これならバッテリーの入れ忘れがなくなります。また予備バッテリーがあればすぐに撮影できるようになってシャッターチャンスを逃さないで済みます。できれば外にカメラを持ち出すときも予備のバッテリーを携帯することをおすすめします。
記録メディアに関しても同様です。パソコンなどにデータを移すためにSDカードなどを取り出すので、そのときにカードをカメラに戻し忘れてしまうことがあります。予備のカードがあればすぐに撮影できるようになって、入れ忘れも防ぐことができます。
なおカメラの機種によっては、記録メディアをふたつ入れることができる製品や、SDカードだけでなくカメラ本体にも記録メモリが内蔵されている製品があります。より安心して撮影にのぞめるので、カメラを新しく買う場合は複数の記録媒体に対応した製品を検討しても良いかもしれません。
万が一忘れたときはコンビニへ
カバーを開けておくこと、予備を用意しておくこと。このふたつを守っていればまず大丈夫だと思いますが、それでも忘れてしまうことがあるかもしれません。
SDカードや micro SD カードなら外出先でもコンビニなどの売店で手軽に買うことができます。絶対に売っているわけではありませんが、何かしら緊急事態のときには頼りになるので頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
一方でバッテリーは外出先で買うことが難しいです。コンビニは売っていませんし、家電量販店ですら、自分のカメラに対応するバッテリーが都合よく手に入るかは分かりません。
外出先でバッテリーを補うことができるものとしては、モバイルバッテリーがあります。カメラの機種によっては USB充電に対応しています。対応機種であればカメラとモバイルバッテリーを USBケーブルでつないで充電できます。モバイルバッテリーならもし持っていなくてもコンビニでも買うことができます。
また日ごろから USB充電を心がけておけばバッテリーを取り出さないので、バッテリーを入れ忘れないで済みます。対応しているカメラに限られはしますが、とても便利な充電方法です。お持ちのカメラがモバイルバッテリーによる USB充電に対応するか確認しておくことをおすすめします。ここ数年の間に発売されたカメラであれば USB充電に対応している製品が多いです。
筆者は CIO の SMARTCOBY Pro 30W というモバイルバッテリーをよくカメラの充電に活用してます。多くのカメラの充電に対応していて、高速充電できるのでおすすめです。
参考:モバイルバッテリー CIO SMARTCOBY Pro 30Wレビュー!小型でPD高速充電対応