【京都市】左京区 世界遺産『下鴨神社』にて人形、車形流しと「矢取神事」による『夏越神事』!
世界遺産「古都京都の文化財」の1つでも有名な『下鴨神社』。その正式名称は「賀茂御祖神社」で鴨川の下流に祀られている神社です。延命長寿、縁結び、安産など多彩なご利益があることでも多くの参拝客でいつも賑わっています。
2022年8月6日 (土) 18:30~から、一年の厄を払い、無病息災を祈る神事「夏越(なごし)神事」が行われます。別名を「矢取神事」とも呼ばれます。
「夏越神事」の写真を見るだけでもその迫力が伝わってきますね!
「下鴨神社」のご祭神である「玉依媛命」が、川遊びをしていると1本の矢が流れてきて、それを持ち帰ったところ、懐妊し「上賀茂神社」のご祭神である「賀茂別雷神」をお生みになったという故事にちなんだもの。
「夏越神事」では、人形に罪咎・穢れを移して大祓式で清めていただきます。毎年立秋前日の夜に行われ、一年の厄払いをし、無病息災を祈る神事です。
『御手洗祭』が行われた「井上社・御手洗社」の前にある御手洗池(みたらしいけ)の中央に立てられた50本の斎矢(いみや・斎串(いぐし))を、裸の氏子男子(裸男)などが一斉に飛び込んで奪い合うというのが、「矢取りの神事」です!古くから斎串を手に入れると無病息災・開運厄除の加護があると伝わるそうですよ〜
氏神の一社である「井上社・御手洗社」では、十二支の干支の御祓いがされるそうです!
残り半年を無事に送れるよう神に祈る夏越祓では、紙で作られた人形(ひとがた)に穢れを移して水に流す「人形流し」や茅の輪くぐりが行われます。
人形・車形の紙は、境内横にある「言社権地」の説明書き前に置かれていました。干支の守り神を祀った七つの小さな社を「言社」といい、「大国主命」の別名で、言霊の働きによって呼び名が変わるそうです。
言社はエトの守護神としても有名で古くから信仰があったそうです。
人形と車形の紙があり、そこに名前と年を記入して、箱の中に入れます。夏越の神事の際に、奉納された厄除けの人形が流されます。
当日まで受付されているようですので、コロナの状況を確認の上、夏越神事で無病息災を祈願しながらお祓いされてみてください〜
下鴨神社(賀茂御祖神社)
〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
075-781-0010