【知らないと損！】HSPが生きやすくなるため実践すべき4つのこと
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、インスタやvoicyにてHSP気質に関する発信を行なっています。
HSPについて、最近はメディアでも取り上げられることが多くなりました。
知る人が増えることで情報が増え、また自分が敏感過ぎておかしいのかと思っていたことに名前が付いて、安心感を抱いた方も多いのではないでしょうか。
でもそれだけでは、当事者にとっては大きく解決になっていないことでしょう。
・どうして私はこんなに疲れやすいのだろう
・平凡だけど幸せな生活を送りたい
そんな風に思っているHSPで悩む人に向けて、どうすれば毎日が生きやすくなるか、具体的な例を用いて説明していきます。
簡単に実践できることが多いので、これを読んだ後にまず一つ出来ることから試してみてはいかがでしょうか。
１．物理的に情報を閉ざす
HSPの人は、つい周りを見すぎてしまい知る必要のない情報まで取り入れてしまいます。自ら頭の中でぐるぐると考える対象を探してしまうのです。
こんな話を聞いたことがあります。あるHSPの人は職場の斜め前の席の人が、どんな靴下を履いているか把握しているそうです。
当然他人の靴下の形状は、知らなくても良い情報ですよね。
そう言った自分にとって不要な情報を、物理的に入れない様にすると余計なことを考えずに済み、必要なことに多くの時間を割くことが出来ます。
やり方を具体的に挙げてみます。
・好きな音楽を聴く、耳栓をする（聴覚）
・周りをきょろきょろ見すぎない（視覚）
・香水やアロマの香りを楽しむ（マスクの下にふる）（嗅覚）
こちらを是非試してみて下さい。必ず効果があると思います。
あと、上手く付き合うべきなのがインターネット。
インターネットは手軽に情報を得ることが出来る反面、次から次へと情報を入れてしまいます。
悲しいニュースなどは、自ら情報を深く掘る必要がないのです。
非常に興味がある情報以外は、軽く目を通す程度にしましょう。
今までインターネットで情報を見ていた時間を、読書や映画を観る時間に変えてみませんか。
良い時間を過ごせると良いですね♪
２．自分にとって心地の良い物に触れる
自分が心地よく生活できる様に、自分に優しい行動を心掛けましょう。
実践する方法を具体的に説明していきます。
①肌ざわりの良い洋服を着る
HSPで悩む人は、洋服の素材は気になるポイントの一つ。
肌ざわりの良い洋服を着ると、一日の気分が変わってきます。
人それぞれ合う素材はあるかと思いますが、コットンやリネンなど天然素材の物がおすすめ。
②自分の心が躍る場所へ出かける
自分の好きなこと、趣味などの場所へ意識的に出かけましょう。
もし趣味がない人がいればおすすめしたいのが、自然や芸術に触れること。
HSPの人は、自然の景色や芸術を美しいと深く感動することが出来ます。
心が癒されるのです。
③定期的に運動をする
HSPの人と相性が良いのが適度な運動。
心と体はつながっています。
精神を安定させるために、意識的に運動をすることは非常に大切です。
・ヨガ
ヨガをしている間は、心を静め無心になることが出来ます。
自分のためだけに贅沢な時間を過ごすことが出来るのです。
また呼吸法もリラックス効果を高めるため、深い呼吸を取り入れています。
人は疲れていると呼吸が浅くなります。
呼吸に意識を持っていき、浅い呼吸を改善することが出来ます。
デトックス効果の高いホットヨガが、特におすすめです。
・ランニング
ランニングをしている時は、何も考えないでいることが出来、頭がすっきりします。
ジムで走るのでもOK。
外の空気を吸い、四季を感じながら走るのが特におすすめ。
３．仕事
一日の多くの時間を費やす仕事。
ゆえにHSPの人にとって、仕事選びは非常に重要になってきます。
もし今の仕事で必要以上にストレスを感じているのであれば、思い切って転職をしても良いのではないでしょうか。
仕事を選ぶコツは「嫌じゃない」仕事かどうか。
どういうことか具体的に話していきます。
自分が好きなことを仕事にするのはすごく素敵なことです。
しかしHSPの人は好きなことを仕事にしていても、部分的に非常に大きなストレスを感じている可能性があります。
生きやすく生きると言う観点から「自分がストレスを感じることが少ない仕事」をすることを選択肢に入れて欲しいのです。
ストレスが少ない仕事をどうやって選ぶかと言うと、まず自分が仕事の中で絶対にやりたくない、ストレスを感じることを挙げてみて下さい。
そのやりたくないこと以外の仕事を探すのです。
今すぐ転職は難しいと言う方には、副業から始めてみるのもおすすめ。
副業に挑戦するメリットは沢山あります。
合うかどうか試すことが出来る
副業は比較的簡単に始めることが出来るので、本業での収入を得ながら実際に試してみることが出来ます。
失敗しても失うものはありません。
むしろ経験値が上がります。
気持ちが分散する
真面目で物事にのめり込み、深く悩んでしまうのがHSPの特徴。
本業一本でいくよりも、気持ちを分散させることが出来ます。
大人になって仕事をしながら学ぶことは楽しいですよ。
４．人との関わり方を見直す
HSPの人は、人に合わせることが普通で自分の感情を出せない人が多いです。
そんなあなたは、自分よりも他の人を優先している優しい人なのです。
それが素敵な部分ではあるのですが、もしそれがあなたを生きづらくしている理由なら、一度その気持ちを軽くしてみませんか。
どうやって関わり方を見直すのか、具体例を挙げて説明していきます。
①仲良しの友人ですら長時間一緒にいるのは疲れてしまう
HSPの人の中には仲良しの友人であっても、長い時間を共に過ごすのは疲れてしてしまう人がいます。
そんな人に試してほしい方法が２点あります。
・会う時間が長丁場にならない様にカフェでお茶をすることを提案する
・数人で集まるなら予定がある様に装い途中参加するなど短い時間で楽しむ
この方法なら、不自然にならずお互い気持ち良い付き合いが出来ます。
②職場での飲み会は疲弊しやすい
真面目で人嫌いではないHSPの人は、会社の飲み会に頻繁に参加している人も多いかと思います。
多くの人に気配りしなければいけないと思い、非常に疲弊しやすいでしょう。
HSPの人が、目が行ってしまうところは多岐に渡ります。
・上司のグラスは空いていないか
・料理の取り分けをしないといけない
・どこの席に座れば良いのか
・会話に入れず一人になっている人はいないか
その様なことを頭で考え、楽しむことが出来ず疲れてしまう人が多いでしょう。
疲れてしまう人には、いつも無理に参加していた飲み会を、３回に１回だけ参加することをおすすめします。
忘年会や歓迎会だけ参加して、後は来ない方はたくさんいます。
それさえも嫌なら全ての飲み会に不参加であっても問題ないと思います。
仕事をきちんとしていれば、飲み会の参加率など何の関係もありません。
③全員と仲が良いと言えるか分からない大人数の友人との飲み会
仲良しでもないメンバーとの飲み会は、参加する必要がありますか。
本人が楽しんでいるなら何の問題もありません。
しかし疲弊する理由になっているなら、参加しないでおきましょう。
世の中には良い人過ぎる人が嫌いだと言う人だっています。
ある程度は、ありのまま素直に生きても良いのです。
素直でいると、素の自分と気が合う友人が残ります。その人達と深くお付き合いしていきましょう。
まとめ
本日は、HSPの人が生きやすく生きるためどう行動すれば良いか、具体的な方法を説明しました。
どの内容にも当てはまるのは、自分と対話して自分が心地良く生きるためにはどうしていくか考えることだと思います。
まずは自分が出来ることから試してみませんか。
同じHSPでも、ストレスを感じる部分や快適な環境は人それぞれ違います。
色々試してみることで自分に合った方法を見つけ出し、平凡だけど幸せを感じることの出来る生きやすい毎日にしましょう。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか？
「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
「自分の意思で生きられない」
「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」
そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。
あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪
