HSPは営業職に向いていない?でも、HSPならではの強みだってある!
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、精神科での外来診療に加え、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。
突然ですが、こんな悩みを持ったことはありませんか?
「営業職に就いたけど、うまくいく気がしない・・・」
「どうしても緊張してしまって、営業職なのに契約が取れない」
HSPはまだまだ知らない人も少なくありません。それゆえに悩むことも多いでしょう。
この記事はそんなあなたのために、営業職に向いていないと悩むHSPさんのために、
その理由を5つと、HSPだからこそ生かせる大きな強みをご紹介します!
営業職に向いていないと思う理由5選
自らアプローチしなければならない
営業職に限らず自分からアプローチすることが苦手なHSPさんは、仕事となれば余計に憶病になってしまいます。
特に新規のお客様となれば、緊張のあまり思うように話せず身体が硬直してしまうかもしれません。
営業となればトーク力が試されますし、自分が話の流れを作らなければなりませんよね。
それに耐えられず、「自分は営業に向いていない」と思ってしまうのも仕方ありません。
クレームが怖い
営業職ってなにかとお客様から不満を言われる職業でもありますよね。
そもそも営業だと分かった瞬間に「要らないものを売りつけてくるな!」と門前払いを受けたり、
最初は魅力的なことから話してお客さんを惹きつけても、後々詳細を話すことで「何で先にそれを言わないの?そんなの信用できない!」と言われたりなど、
散々に言われることも多々あるでしょう。
「営業というだけで、またお客さんに怒られるかもしれない…」という気持ちが足止めとなって、クレームに対して恐怖を感じてしまうかもしれません。
ノルマに恐怖を感じる
そして営業と言ったらなんといっても数字ですよね。
販売目標や売り上げ目標の数字を毎度口酸っぱく聞くことになるでしょう。
そのノルマに達成しなければ、上司に詰められることになります。
神経質なHSPさんはそう言われることで、余計自信をなくしてしまい思うような営業ができなくなってしまいます。
その数字の世界で生きることはHSPさんにとってプレッシャーとなり、居心地が悪く感じてしまうのも無理はありません。
初めての人に緊張してしまう
HSPさんは神経質なので、そもそも初めての人と話すことに緊張してしまいます。
それは仕事に限らないのですが、営業職となれば初めての人と話すことはもちろん、
さらに商品を売らなければならないというプレッシャーが伴ってしまいます。
全く見知らぬ人に商品を売って、きちんと契約という形で数字を残さなければならない、
その責任感はHSPさんにとってもしかすると苦手に感じてしまうかもしれません。
プレッシャーに耐えられない
このように、ノルマ、クレーム、自らのアプローチ、上司からのプレッシャーなど営業職には様々なプレッシャーが伴っています。
このプレッシャーはHSPさんにとっては無視することのできないくらい大きな障壁となってしまいます。
このプレッシャーはHSPさんのみならず全ての人に当てはまりますが、中にはきちんと乗り越えられる人もいます。
そんな人がいるからこそ、自分への不甲斐なさから焦ってしまうときもありますよね。
だけどHSPのここが強み!営業で生かせよう
ニーズに寄り添った販売ができる
嘘が苦手なHSPは、純粋にお客様に共感して商品を提供することができます。
今どんな悩みを持っていて、何が必要でどんなものを提供すれば刺さるのか、しっかりと寄り添うことができます。
その優しさから商品を押し売りすることがないので、お客様から信頼を得ることになるでしょう。
何かと強引な勧誘がイメージにある営業職ですが、あなたの優しさは人から安心感を得られて、
上手くいけばしっかりと満足して商品を買ってくれますので安心してください。
既存顧客とのやり取り
新規のお客様と話すのは緊張してしまいますよね。
慣れれば平気と言えばそうですが、どうしてもHSPさんは慣れるまでに時間がかかってしまいます。
ただ、お得意のお客様を獲得できれば本来の才能を発揮するでしょう。
しっかりとお客様に寄り添って真摯に向き合う姿勢は周りからも評価され、
気楽に雑談しながらもきちんと共感する姿は確固たる信頼を得ることになります。
最初の一歩が難しくても、困っていることや悩んでいることを十分にヒヤリングして、肩の荷を下ろして自信をもって営業してみてくださいね。
1対1の営業では自分のペースが保てる
基本的には営業は1対1で行いますよね。
お客様と個別とはいっても、特別監視されない空間であれば自分のペースを保つことができます。
その時間はあなたとの2人だけの時間であって、それはHSPのあなたにとっては救いとなるはずです。
逆に2人だけの時間に緊張してしまうかもしれませんが、大勢の前で話すよりはずっと気楽な方だと思います。
最初の掴みさえ覚えれば、お客様としっかり話して寄り添うことで、むしろ営業のように感じすぎず、自然な流れで契約を獲得できるかもしれません。
「仕事」「営業」と構え過ぎず、緊張したらあなたの一番仲良い友達と話しているようにリラックスしてヒヤリングしてみてくださいね。
まとめ
今回は、HSPさんが「自分は営業職に向いていない!」と思ってしまう5つの理由と、HSPだからこそ生かせる強みについてご紹介しました!
営業職は逆に構えすぎると、営業っぽく感じて契約が取れないものでもあります。
人の心にしっかりと寄り添ってヒヤリングできる独自の強みに自信をもって、気楽に話してみてくださいね!
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
「自分の意思で生きられない」
「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」
そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。
また、インスタグラムでも同じ悩みを持つHSPの皆さんに発信しているので、チェックしてみてくださいね。
あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪