Yahoo!ニュース

船釣りの嫌われ者「エソ」食べてみた

とや釣り女子部顧問

こんにちは、釣りYouTubeチャンネル「釣り女子部」の顧問とやです!

今回お送りするのは船釣りでの定番な外道「エソ」。このエソを釣り上げたときにエラから出血してしまいまして

「このままじゃ死んじゃうよなぁ」

と思ったのですが、ふとエソって食べたらおいしいのかな?という好奇心もあってエソを料理してみました!

6月に行ったSLJ&タイラバでエソは姿を現した

自らの名誉のためエソ以外にも釣れた写真を掲載(笑)オオモンハタ
自らの名誉のためエソ以外にも釣れた写真を掲載(笑)オオモンハタ

さて、この日はオオモンハタやアカハタなどの根魚を狙うジギングに行ってきました。でやっぱり定番で釣れるんですよ。エソが。

この怪獣みたいな見た目、かまぼこの材料にされるというのは誰もが知るところなんですが、実際に食べたことなかったんですよね。

エソの事前情報としては

小骨が多くて食べられたものではない

という情報のみ。でもせっかく釣れてくれたし、さらには出血して死んじゃいそうだったので他の魚とともに持ち帰ることに。

知り合いが面白がってクーラーにエソをたくさん入れた結果

ところ変わって我が家の台所。

このエソたちは、エソを持ち帰って食べてみる、と言う話を聞いた知り合いが人のクーラーにエソが釣れるたびにおすそ分けをしてくれたものです。

エソがこれだけ並ぶのも圧巻です。エソレンジャー(笑)

口元を見るとエソってこんなやつ。

怪獣みたいですよね(笑)たしかに釣り人から敬遠される理由もわかるような…

エソの料理方法は小骨も気にならないだろう唐揚げに決定!

エソをさばいてみると、見た目は綺麗な白身。ただ事前情報の通り触ってみるとかなり小骨が多いみたい。

そこで料理方法は唐揚げに決定です。でも唐揚げにする前に

こんな感じでしっかり骨切りを実施します。ハモ料理なんかでもよく使われる技法ですね。やり方はそんなに難しくなくて、千切りのように身に包丁を入れて行くだけです。

唐揚げと言えばこれ!唐揚げ粉でしょ!

味付けは全てこいつにお任せして、いざエソの唐揚げを作っていくー!

唐揚げ粉をまとったエソはなんだか既視感 揚げた後も既視感…

さっそく唐揚げ粉をまぶしてみるとこんな感じになりました。

なんだか上品な身です。元の姿が怪獣みたいな魚だとは誰も思いませんね。そして油の温度が上がってきたので揚げていきます。うーん、なんだかこの絵面、既視感があるんですよね。

最初は低温でじっくり揚げます。一度油からあげて休ませてから再度ちょっと高めの油で二度揚げ。これで完成!

エソの唐揚げ。

これも既視感あるよなぁ…って思ったんですよね。そう既視感の正体は「鶏のから揚げ」。

色、サイズともにものすごく近い!

エソの唐揚げを盛り付けていざ実食!

エソの唐揚げをそれっぽく盛り付けてみました。レモンとか添えてあったらモロに鶏のから揚げっぽいですね(笑)

でもこれみんなが嫌う船釣りの外道「エソ」です。

食べてみると唐揚げ粉の味付けなので味は間違いありませんが、食感も骨切りしてあるからかホロホロの身。そして上品な白身らしくクセのない味。

もちろん二度揚げしてるので、小骨も一切気になりません。

エソ、おいしいぞ!

まったくしつこくなくてパクパクと食べられる、まさにスナック感覚です。

他にもつみれなどの料理方法があるようですが、今回唐揚げにしてみたエソは「また持って帰ってきてもいいな」と思えるほどの味。

クセのない身で、さらに小骨もあるということは、味も良い上に、カルシウムもしっかり摂れるなかなか優秀な食材なんじゃないでしょうかね。

もしエソが釣れることがあるのならば、ぜひ毛嫌いせず持ち帰って食べてみてください。エソ、おいしいですよ♪

釣り女子部顧問

YouTubeチャンネル「釣り女子部」の顧問のとやです。「釣りって楽しいを広げる」「未来の釣り人を育てる」この2つをコンセプトに活動しています。釣り女子部メンバーとともに、釣りの楽しさをお伝えしていきますので応援よろしくお願いします。

とやの最近の記事