「刺身」「煮魚」最高！との情報を聞きつけ、ここ「ごはん屋きむら」さんへ、友人を誘って行ってみました。

西尾市役所があるメインの通りですが少し奥に入っているので見落とし注意。

お隣の靴屋さんを目指してくるとわかりやすいです。

GW中だったのでメニューは2種類のみとのこと。

私は煮魚がついているという”店長木村のおまかせ御膳”

友人は今や西尾市のソウルフードとなったイカフライのレモン煮を食べてみたいと”得得定食”に。

情報はそれだけでスタートした私たち。

どんなものが出てくるか楽しみに待っていると、それぞれの前にお釜が置かれました。

今からご飯を炊くのかと思いきや中には立派なハマグリ！

「待ってる間に漬物、お惣菜食べててね」と声を掛けられ見に行くと入り口横のケースの中に何種類かの漬物やお惣菜が並んでいます。ビュッフェスタイルで皿に取り、席でお茶とともに頂きます。もうこれは立派な前菜です。

さて、ここから怒涛の展開。

横長で大きな木の台に刺身が並んでいます。３人分かと思いました。

「凄～い」「美味しい」などとワイワイしていたらハマグリが食べごろに。

ここにうどんを入れて食べるらしい。

「ハマグリうどん」贅沢です。

そして、さらに運び込まれる煮魚・イカフライレモン煮。そのどれもが定食で成立する量です。

「おまかせ・・」にはさらにメンチカツと串カツまで・・・

隣席のサラリーマン男性が、こちらを見て「食べきれるかな～」とつぶやきました。

ランチ時間終了後に店長さんにお話を伺いました。

2021年、コロナ禍中に開店。短期間での開店準備やコロナ助成金の条件等で苦労なさったとか。

それでも、「６０歳手前になり、新しいことにチャレンジしよう」という強い気持ちや「人と人とのつながりが良い方向に動いたと思う」と話してくださいました。

そのバイタリティーとお人柄が現在の盛況を生み出しているように感じます。

店舗がバリアフリー、車椅子対応トイレなどが口コミで評判を呼び時代の流れにもマッチしたようです。

「お年寄りに人気あるんですよ」と笑うご主人は、介護経験者に話を聞いたりSNSで知り合った方と交流したり世の中の動きにも敏感です。

とにかく魚がおいしい「きむら」さん、仕入れのこだわりは「うまいこと」

全国各地からうまい魚が入ります。この日のサーモンも輸入品ではなく静岡のご当地サーモンだとか。

北海道のホッケの刺身も出したことがあるそうです。珍しい！食べたい！

「美味しい魚を食べて育ったら、魚嫌いにはならないと思うんだよ」とおっしゃる目には強い力を感じました。

このお店は魚好きにとって大切な店となることでしょう。

お話を伺って強く感じたのは、ご主人の「美味しいものを届けたい」という思いと「お客様目線」です。

GWは2種類のメニューでしたが「お刺身定食」「とんかつ定食」「カニクリームコロッケ定食」等、揚げ物好き、洋食好きにも対応。どれもが１６００円～とお値打ちです。

今日頂いた定食は、２種類とも税込み2200円でした。

最後にご主人から

「少人数で回してるので予約の電話は10:00～11:00に。出られない時多くてすいません」「原則、昼営業のみだけど夜は要相談」とのこと。ぜひ、予約してどうぞ！