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【碧南市】『醸造文化と歴史を感じる大浜てらまち散策と地元みりんの贅沢うな丼ランチ』に参加してみた♪

shungiku地域情報webライター(碧南市・西尾市)
海徳寺天井 取材のため特別に許可を得て撮影しました

shungikuです。

碧南市の魅力的な企画『醸造文化と歴史を感じる大浜てらまち散策と地元みりんの贅沢うな丼』に参加してみましたのでレポートいたします。

以前から興味を持っていた友人とともに参加しました。

この企画は”知ってる人にはわかる”魅力がいくつもあるのです。

「十一八のうな丼」「九重味淋のお土産付き」この2点だけでも、かなりの破壊力!

そして、「ガイド付き散策」いいですね~

”知らなかった人にも魅力的”だった、この散策イベントの魅力をお伝えいたします。

さあ、出発です。

集合場所は「大浜まちかどサロン」

ここで、今日お世話になる”大浜てらまち案内人の会”の土谷さんと合流。

パンフレットなどを見ながら”どこをどう回るか””行きたいところは・・・”と相談して決めていきます。

私たちは「ガイドさんのお勧めのところを」と90分お任せすることにしました。

もちろん、希望を取り入れてもらえるので

「十ヶ寺巡りをしたい」(スタンプラリーもしています)

「歴史的なこと中心で」など。

パンフレットを開いて相談中
パンフレットを開いて相談中

「大浜まちかどサロン」には散策に必要な情報が盛りだくさん。

資料もありますので、ガイドさんなしでふらっと町歩きに訪れた人にも強い味方となりそうです。

町歩きスタート

西方寺
西方寺

出発し、右手に「西方寺」の見事な鐘楼と土壁を眺めながら進みます。

宝珠寺
宝珠寺

先ずは戦国武将、永井直勝の生誕地である「宝珠寺」へ。

ガイドの土谷さんの丁寧な説明を楽しみながら見学します。

ガイドの土谷さんと参加者たち
ガイドの土谷さんと参加者たち

次は最大の見どころ、国の重要文化財に指定されている「本尊阿弥陀如来坐像」がある「海徳寺」へ向かいます。

「本尊阿弥陀如来坐像」 取材のため特別に許可を得て撮影しました
「本尊阿弥陀如来坐像」 取材のため特別に許可を得て撮影しました

「本尊阿弥陀如来坐像」は平安時代後期のものだそうで、さすがに立派なものでした。

伊勢から譲り受け安置した際にサイズが合わなくて「光背」部分が天井を突き抜けたような状態になっていたのは驚きです。

ガイドさんのお話を聞かなければ気づけなかったポイントです。

取材のため特別に許可を得て撮影しました
取材のため特別に許可を得て撮影しました

住職さんのご厚意で写真撮影の許可をいただき、横からもしっかり確認できました。

取材のため特別に許可を得て撮影しました
取材のため特別に許可を得て撮影しました

他にも素晴らしい仏像や「金剛力士像」もあります。

さらに、見事な「天井画」に驚かされました。

奈良・京都の寺や永平寺にも引けを取らない立派な「天井画」を見られたのも、ガイドさんからの一言があったからでした。

見事な「天井画」 取材のため特別に許可を得て撮影しました
見事な「天井画」 取材のため特別に許可を得て撮影しました

港町の歴史に触れる

気圧計
気圧計

”バロメートル”と記された石柱がありました。

かつて、漁師さんたちはここで気圧を調べて「漁に出るか」決めていたそうです。

今でも気圧計は動いていました!

旧大浜警察署
旧大浜警察署

この地が賑わっていたことがよく分かる立派な建物「旧大浜警察署」

建築ファンにも興味深い”古い建物”がきれいに保存されています。

清浄院
清浄院

次に「清浄院」に向かいました。

御本尊の阿弥陀如来像の胎内には木彫りの“胎内仏”が奉られていることが調査で分かったそうです。

実際に見ることはできませんが興味深いものです。

本傳寺
本傳寺

「本傳寺」は”大銀杏”の木がよく知られていますが、葉が落ちた後で残念。

寺のあちこちに木彫りの彫刻あり、素晴らしかったです。

本傳寺
本傳寺

「籠彫り」という彫り方で中を空洞に掘るという技術に驚きました。

本傳寺
本傳寺

建築・美術的な視点からも楽しめる「大浜てらまち散策」はおすすめです。

称名寺
称名寺

家康の幼名「竹千代」を献上した寺というこで、歴史マニアや三英傑ファンにも人気のお寺ですね。

称名寺
称名寺

松平家(徳川家)の墓や「東照宮」もあり、徳川家との関係が深いことが分かります。

また、「精進料理」が食べられるということもあり訪れる人が多いお寺です。

東照宮
東照宮

“てらまち”と呼ばれお寺が多い大浜地区。

横道・小道・裏道も趣きがあり、写真撮影や写生をする人の姿もみられます。

寺の裏道
寺の裏道

新しい発見がありそうな裏道散策は”町歩き”の醍醐味です。

稲荷社
稲荷社

「大浜中区稲荷社」は徳川家康が”伊賀越え”の際に上陸した地とされています。

ここから岡崎に戻ったのですね!

昼食はうなぎ丼

お世話になったガイドさんとはここでお別れとなります。

楽しくてためになる話、ありがとうございました。

話が弾み予定時間が少しオーバーしてしまいました。

十一八
十一八

碧南市界隈ではとても有名なうなぎ店「十一八」でうな丼をいただきます。

今回の『醸造文化と歴史を感じる大浜てらまち散策と地元みりんの贅沢うな丼』という企画に組み込まれているのでうれしいことに”待ち時間”なしでいただけるのです。

十一八外観
十一八外観

うな丼、肝吸い付き
うな丼、肝吸い付き

創業100年以上という老舗の炭焼きうなぎ専門店で、行列の絶えない人気店。

みりんの柔らかい甘さが効いたとても美味しいうなぎ丼でした。

お土産は「本みりん」

碧南市は”醸造”が盛んなところ。

テーマに沿って「醸造文化」に触れるべく「九重味淋」さんへ。

直売店である「石川八郎治商店」で本日のお土産、本みりん「九重櫻」をゲット。

(引換券をいただいています)

石川八郎治商店入口
石川八郎治商店入口

店内の様子 画像提供頂きました
店内の様子 画像提供頂きました

店内にはみりんだけではなく、みりんを使ったお菓子やレストランで人気の角煮などもあり、ワクワクが止まりません。(お土産が増えました!)

テイクアウトのみりんソフトなども魅力的でした。

お土産の本みりん
お土産の本みりん

「K庵」というレストランもあり、九重味淋さんの美味しいみりんやみりん麹を使った食事やスイーツが楽しめます。

私たちも散策で少々歩き疲れたので、ドリンクやスイーツで暫し休憩です。

店内
店内

庭も美しい落ち着いた空間で、またしても話に花が咲く・・・というわけです。

さて、この企画はもう一つ”お土産”があったのです。

「碧南市藤井達吉現代美術館」のチケットがプレゼントされます。

それは、「企画展」のチケットで、開催中であれば無料で鑑賞できます。

(私たちが参加した日は入場無料の展示でしたから、プレゼントがなくても入館できました。)

藤井達吉現代美術館外観
藤井達吉現代美術館外観

「碧南市藤井達吉現代美術館」はコンパクトでありながらいつもとてもよい「企画展」を組むことで知られる美術館です。

ここもぜひ立ち寄っていただきたいポイントです。

まとめ

今回参加した『醸造文化と歴史を感じる大浜てらまち散策と地元みりんの贅沢うな丼』という”日帰りガイドツアー”は碧南市がほぼ年間を通して提供しているものです。(現在の内容は~3/30(日)まで)

ガイドさんと相談で散策内容を決められるところ、美味しいうな丼の昼食、魅力的なお土産など、満足できるものでした。

多様化する趣味・好みに対応しているところは”とても良い”と思いました。

寒い季節ですが、歩いて温まりますし、休憩や暖をとる場所も豊富で問題なしです。

今回、参加してみて「大浜てらまち」がとても魅力にあふれた町であることが分かりましたし、まだまだ他にも訪れたいと思う場所が見つかり、「次は春にでも」という声が出たくらいです。

みなさんに、この魅力あふれる企画参加を自信をもってお勧めいたします。

申し込みは「VISIT愛知県」という観光予約サイトにて行っています。

面白いのは碧南市の「ふるさと納税」からの申し込みも可能だという点です。

『醸造文化と歴史を感じる大浜てらまち散策と地元みりんの贅沢うな丼』

開催期間:2025年3月30日(日)まで ※それ以降の予定はぜひ、チェックを

参加費:3000円/1名

集合場所:大浜てらまちサロン(藤井達吉現代美術館横)

駐車場:あり

電車利用:名鉄碧南駅下車徒歩5分

申し込み:碧南観光ナビからVISIT愛知県へ

     VISIT愛知県から

地域情報webライター(碧南市・西尾市)

碧南市・西尾市の地域情報を担当します。「すぐ行きたい」と思えるような記事を自分らしい目線でお届けします。人生経験だけは豊富な新米ライターですが、どうぞよろしく。

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