【京都市】宇宙とつながる不思議なパワー。観光展望列車で鞍馬寺の超絶空間へ。
京都の北山にある、1200年の余りの歴史を持つと言われる鞍馬寺。みなさんは尋ねられたことがありますか。鞍馬と聞けば、天狗にまつわる伝説のパワーを思い浮かべられる方も多いと思います。見どころの多い場所でもありますが、今回は叡山電鉄の観光用展望列車「きらら」に乗って、素敵な空間を味わう旅をしてみました。
きららの車両は叡山電鉄の出町柳~鞍馬間を走行しています。車両の両サイドにある窓が大変大きく設計されているのが特徴で、窓側を向いている座席もあり、旅の車窓を満喫できるようになっています。
車両には、新緑をイメージした「メープルグリーン」、紅葉をイメージした「メープルオレンジ」「メープルレッド」など、季節によってカラーリングされた車両が運行されています。
鞍馬駅から徒歩5分ほどで鞍馬寺の仁王門に到着します。ここで入山料(山全体の清浄さと豊かな自然を守るため、「愛山費」と呼ばれています)500円を納めます。
山のふもとには、だれでも気軽に山の途中まで到達できるように、ケーブルカーが設けられています。歩いて本殿に行くことはもちろんできますが、今回はこのケーブルカー「牛若號(号)」にも乗ってみます。
牛若號への乗車は、運賃としての表示はしておらず、「ケーブル寄進料」として200円を支払うことになっています。
ケーブルの乗車は2分ほどで、そこからは10分ほど山道を歩いて本殿へ。
途中いくつかの箇所で階段を上っていくことになります。少し頑張って上りましょう。まもなく本殿です。
本殿前に着くと、金堂の前には大きな円形の石畳があり、真ん中に三角形を描いたマークのようなものがあります。これは金剛床と言って、宇宙のエネルギーとされる「尊天」(宇宙の大霊・活動体)の波動が果てしなく広がっているのだそうです。中心の三角形を踏まないように、ちょうど真ん中に立って天を仰いでみてください。
尊天のもたらす宇宙のエネルギーは、愛と光の力なのだそうです。ここから見える京都の山の景色を眺めてみましょう。街中では考えられない静けさと澄んだ空気を感じると思います。ここで深呼吸をすれば、太陽、水、大地、そして地球の氣を吸い込むことができると思います。
普段のあわただしさをも忘れさせる、鞍馬寺の宇宙パワーを浴びに、楽しんでみてはいかがでしょうか。
京阪電車出町柳駅から叡山電車で「鞍馬駅」(30分)
〒601-1111 京都市 左京区鞍馬本町1074番地 鞍馬弘教総本山鞍馬寺 電話(075)741-2003
総本山 鞍馬寺 (kuramadera.or.jp)