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【京都市】餡なし道明寺餅の味わい際立つ。嵐山の老舗「琴きき茶屋」の桜餅

書道家ZUNA京の書家ライター(京都市)

桜餅と言えば、もともとは季節が来たら食べるというイメージがあるかもしれませんが、最近はスーパーなどでも季節に関わらず見かけるようになりましたね。みなさんはどんな桜餅がお好みでしょうか。

餡子や甘いお菓子をあまり食べない私でも、これはおいしいと思った桜餅を嵐山で見つけてきました。

嵐山は京都を代表する観光地なので、いつ行ってもたくさんの人でにぎわっています。一方で、私も観光以外で嵐山に行く機会は多く、そのたびに必ずお店の前を通ります。

お店の場所は渡月橋のすぐそば。嵐山商店街の角地のあたりにある「琴きき茶屋」さんです。

ここには「本家桜餅」と書いてありますね。販売店舗は、渡月橋交差点の角から10メートルのところです。

販売店舗のすぐとなりに、甘味処としての店舗もあります。

ここには甘味処のメニューも書かれていますね。

お店には餡なしの桜餅と、お餅を餡子で包んだタイプのものがあります。2種類をセットしたものでも、どちらかのタイプだけでもお好きな数で販売していただけます。

桜の花漬けというものもありました。

今回は、どちらのタイプも入っているものを購入してみました。
餡子で包んだタイプのものは、よく見かけるおはぎのような感じで餡子もしっかり味わえるのが特徴です。
一方、餡なしの桜餅は道明寺という米粉を使ったお餅でできており、これを桜の葉の塩漬けで包んであります。お餅の深い味わいと同時に、桜の葉のやさしい香りが口の中に広がります。

手前に見えているのが販売店横に設けられたイートインスペースです。甘味処とは別に、桜餅だけならここで味わうこともできます。
他店にはあまりない桜餅です。嵐山に行った際にはぜひ立ち寄ってみられると良いでしょう。

琴きき茶屋
京都市右京区嵯峨天龍寺芒の馬場町 1
・桜もちの販売(イートインスペースとして桟敷あり)
・甘味処 茶房 さくら
営業時間: 午前11時〜午後5時
定休日:水曜日、木曜日(水曜日は臨時で営業することがあります。)
TEL:075−861−0184
FAX:075−861−0485

ホームページリンク Kotokikichaya-home

京の書家ライター(京都市)

京都の新たな味わいを発見する書家&ライター。京都生まれ京都育ち。還暦を過ぎてなお感じる、奥深い京都の魅力を求めて日々散策しています。

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