【泉佐野市】48時間「プチおためし同棲」ができる家。面倒なプロセス0で“暮らせる家”とは
先日、“若者の恋愛離れ”の話題がニュースで取り上げられていました。
記者が理由を尋ねると、「面倒くさいから」だそう。
衝撃です。
南海電鉄「泉佐野」駅から徒歩5分、住宅街の一角に「プチおためし同棲」ができる家があります。結婚を考えているカップルや、お友達カップルで、まずは気軽に「暮らし」を体験してみませんか?
漁師だったご家族の一軒家を、2018年4月にリニューアルし、特区民泊ゲストハウスとしてスタートした「さのさんち」。
グループやご家族の長期滞在だけでなく、結婚を考えている若者の「プチおためし同棲」利用に、今注目が集まっています。
一緒に住むってどんな感じ?生活のルーティンは?
48時間だけでも「暮らし」を共にすることで新たな発見もあるはず。
まずは、はじめの第一歩を踏み出してみませんか?
一見、なんの変哲もない普通の民家です。ここがゲストハウス?
家の前に鎮座する自販機が印象的。この真っ赤な自販機が、「さのさんち」の目印です。
自転車レンタル可(1日1台250円)。EV車は今後レンタル(有料)開始予定なのだそう。
*駐車場は利用料金に含まれているため、車で訪れる場合、EV車は移動していただけるそうです。
今の時代、生活の“足”は必要不可欠。「さのさんち」では、実際の「暮らし」に近いスタイルで過ごすことができるから、旅行とはまた違う“日常”を味わえます。
EV車充電器もあります。
玄関に入ると、外観からは想像できないほどきれいにリノベーションされたお部屋が、視界の先に広がります。心なしか新築の木の香りが…。
ここで過ごす時間、この景色に「ただいま」を言うと思うと、なんだかワクワクします。
入ってすぐ右手に6畳の和室があります。布団もセットされていて、まるで旅館の一室のようです。まずは到着後、和室でひとやすみしたいですね。
布団を敷き詰めて、みんなで雑魚寝をした修学旅行を思い出しました。やっぱり和室は落ち着きます。「プチおためし同棲」は、結婚後の暮らしをイメージする大切な機会でもあるので、間取りや各部屋の仕様などもしっかりチェックしておきたいですね。
1F奥の部屋がリビングです。なんてモダンなお部屋なんでしょう。フリーWi-Fiで、プリンターも設置されているので、彼はリモートワークでお仕事、彼女は動画配信サービスで映画鑑賞、なんて、ふたり一緒でもそれぞれの時間を大切に過ごすことができそうです。
国産家具メーカー「カリモク」のソファが配されたリビングは、夜は照明をおとしてムーディーに過ごすのもおススメ。お酒を呑みながら、大切な将来について語りあうのもいいですね。
*未成年の飲酒は法律で禁止されています。
「さのさんち」の「プチおためし同棲」プランは、水道光熱費、通信費(高速インターネット)込みで、面倒な手続きは一切不要。希望期間の家賃だけで「さのさんち」を借りることができます。
思い立ったらすぐ「暮らす」ことができるから、お仕事の休憩時間に予約を入れて、週末2人でゆっくり過ごしたり、お友達カップルと4人でシェアしてもいいですね。
*「おためし同棲」プランは、お友達のカップルと最大4人まで利用可能。
*平日も利用できます。
リビング右奥のスペースにあるキッチンは、2人立っても十分な広さ。2人がキッチンに立てることはとても重要で、「ちょっと手伝って~」なんてシーンでも、余裕でサポートに入れそうです。
冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器もあるので、初日に食材をまとめ買いして、あとはのんびり過ごしましょう。
調理器具など、必要なものはすべて揃っているから、食材と調味料を準備すればOK。
お皿やコップもあります。
コンロはガス火です。近くに漁港もあるので、網で魚を焼いてもいいですね。
2階に上がってみましょう。
2階にも6畳の和室が2部屋ありました。
「さのさんち」の最大利用人数は11人(通常利用の場合)。リビング以外に和室が3部屋と洋室が1部屋あり、カップルでもプライバシーを守れるのがうれしいポイント。
今の時代、カップルやご夫婦でも、“一人の時間やプライバシーは大切”と考える人が増えてきているように感じます。
恋愛が「面倒くさい」と思う背景には、“プライバシーが侵害される”というイメージがあるのでしょうか? 最近は寝室も「夫婦別室」というご家庭も多く、プライバシーを守りながら適度な距離感で関係を保つこともできそうですよ。
「さのさんち」での暮らしも、ひとりの時間は大切にしてほしいと思います。
エアコンも各部屋完備で、暑い季節も快適です。
2階の洋室は、ベッドやティーコーナーがレイアウトされた“木のぬくもりを感じるナチュラルテイスト”なお部屋。
遊び疲れて帰ってきたときは、まずはベッドにダイブしたいですよね! 暑い夏は、冷房を効かせて“涼み部屋”として活用するのも良さそうです。
1階のお風呂やトイレもチェックしておきましょう。滞在中、快適に過ごすためには、サニタリーが清潔で使いやすいことも重要です。
清潔感のある十分な広さの脱衣所には、洗濯機と乾燥機が完備されています。
一般的なコンドミニアムは、必要最小限の家電が備えられていて“面倒を楽しむ”というイメージがあるけれど、「プチおためし同棲」となると話は別。女性のライフステージの変化に伴い、今の女性は時間に余裕などありません。家事を分担するシミュレーションなども、「プチおためし同棲」中にぜひ行ってみてくださいね。
緑のタイルがかわいいお風呂。個人的には、とても好みです。
ボディソープ、シャンプー、コンディショナーも完備。
トイレは紫のタイルが使われていました。「さのさんち」は、きれいにリノベーションされた中にも、どこか昭和の面影が残っていて、「暮らし」をイメージするために最も重要な“生活感”を味わうことができます。“旅行”がよそゆきの顔ならば、「さのさんち」での暮らしは“素のままの自分”。短い時間でも「暮らし」を体験することは、ふたりの近い将来をイメージし、カタチにするためにも必要なステップなのではないでしょうか。
ゲストハウス「さのさんち」では、下記のような施設やサービスがあります。
実質再生エネルギー100%の電気を使用し、利用ごとに“専門清掃業者”が丁寧に清掃を行うなど、未来を見据えた取り組みと、衛生面への配慮も徹底しています。
料金、その他詳細につきましては「さのさんち」公式ホームページ(外部リンク)より、ご確認、またはお問い合わせください。
ここで、実際の申し込みの手順をご説明します。
①「さのさんち」おためし同棲お問い合わせ・お申込みフォーム(外部リンク)に必要事項を入力。
②後日、ご登録のアドレスに”コンシェルジュ”より暗証番号が届く。
③ご利用当日、キーボックスに暗証番号を入力して、非対面でチェックイン!
以上。
入居日0:00~退去日24:00の間でチェックイン、チェックアウトの時間を指定できるから、お仕事帰りの遅い時間からでもご利用いただけますよ。
夏に向けて旅行の前泊などにも便利ですね。
*お支払いは、銀行振込、または各種クレジットカードがご利用いただけます。
リアイバリュー株式会社の堀口社長は、縁もゆかりもない泉佐野市に熱いポテンシャルを感じて、地域資産でもある空き家を再生し、2018年4月に特区民泊ゲストハウス「さのさんち」をスタートさせました。
「泉佐野市は、主要都市へアクセスしやすいことはもちろん、地元ならではのおいしい食べものや、レジャー施設、自然豊かなハイキングコースなど、都会でありながら田舎の雰囲気を味わえる『とかいなか』です。地域の方にこそ、もっと泉佐野市の魅力を知っていただき、これからも住み続けたいと思ってほしい」と、渡辺さんは話されます。
48時間「プチおためし同棲」ができる家。
「さのさんち」は、どうやら普通のゲストハウスではなさそうです。ふたりの将来をイメージしながら、あれ食べたい、ココ行きたいと入念に計画を立ててからチェックインしましょう。泉佐野市の魅力を再発見できるかもしれませんよ。
【基本情報】
スポット名:「さのさんち」
公式ホームページ(外部リンク)
住所:泉佐野市大宮町3-40
営業時間:24時間
定員:11名
駐車場:あり(1台)
お問い合わせ先:03-4405-4631
取材協力 リアイバリュー株式会社 エネルギー事業
井上 誠也様、広報部 渡辺 葉一様
*ご家族やグループでご利用いただける「長期滞在プラン」もございます。
*記事内容は取材当時のものです。
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