洗剤のいい匂いしかしない!臭い問題が一気に解決する神アイテム『逆性せっけん』
こんにちはおうちクリーニング研究家のハナです。
梅雨時の洗濯での3大悩みといえば、場所がない、乾かない、そして部屋干し臭ですよね!
本日は、そのニオイ問題を解決します。
部屋干し臭って、一度ついてしまうと落とすのが難しいと思われがちです。
だけど、簡単に無臭にすることができるアイテムがあるんです。
しかもドラッグストアで500円ほどで購入できるプチプラアイテム。
その名も『逆性石けん液』
聞き慣れない名前かもですが、たった500円で臭いの悩みを一掃することができるすごいアイテムです。
【こんな人におすすめ】
・部屋干し臭が気になる
・体臭が服について消えない
・加齢臭をどうにかしたい
逆性(ぎゃくせい)石けん液ってなに?
逆性石けん液は、医療や介護の現場でよく使われる除菌(殺菌)液です。
本来は手や口腔内、食器などの消毒に使います。
「石けん」という名前ですが、洗浄力はなく、石けんとは真逆の性質の為に「逆性 “石けん”」と呼ばれています。
おもな商品名は
・ベルコニン液P
・オスバンS
・サニテートTG
薬局やドラッグストアでエタオールや精製水などと同じ棚に並んでいることが多いです。
ものものしい外見ですが、うがい液にも使われるので、多少だったら口に入っても大丈夫。
臭いが取れる仕組み
部屋干し臭の原因になるモラクセラ菌やカビを構成している主な成分は、マイナスの性質(陰イオン)を持つタンパク質やセルロース。
そしてそのマイナスの性質に引き寄せられるのがプラスの性質を持つ陽イオン(逆性石けん)なのです。
陽イオン(逆性石けん液)が無理やりカビや雑菌の細胞膜に入り込むことで、細菌の細胞膜を破壊して、雑菌を死滅させるという仕組み。
少し難しくなっちゃいましたけど、結論だけいえば
市販の洗濯洗剤に入ってる除菌や防菌剤よりも、逆性石けんのほうが除菌効果は高いんです。
逆性石けんの効果的な使い方
① 逆性石けんを500倍に水で薄めます。水5Lにキャップ2杯
②、①に匂いが気にる洗濯ものを浸け込む
※洗濯物を水に浸してから逆性石けんを入れてもOKです
【浸け込み時間の目安】
・麻や綿などは2時間
・ポリエステルやバスタオルなどの特に臭いが気になるものは6時間
③、1回すすいで脱水
④、洗濯洗剤を入れて通常の洗濯
「洗う」「消毒」とちらが先?正しい順番は?
逆性石けんに洗浄力はありませんので、殺菌とは別に洗濯もしなくてはいけません。
調べてみると、食器などは洗って汚れを落としたあとに逆性石けん液に浸けこんだ方が効果が高いとありました。
だけど洗濯した後に、逆性石けんで浸け置いて、またすすいで脱水して・・・というのは忙しい主婦にっとて、面倒すぎますよね!
そこで、除菌の後に洗濯ではダメなのか、実際に確かめてみたところ、結果的には殺菌の後に洗濯をしたほうが洗濯洗剤の良い香りが残るので、より気持ちよく洗えました。
まとめ
朝起きてから2時間浸けおきするのは、なかなかハードルが高いので、夜寝る前に逆性石けん液で浸けおき除菌しておいて、朝起きて一度すすいでから洗濯機で洗うというのが流れがスムーズです。
浸けおき機能のある洗濯機なら、よりお手軽♪
逆性石けんを使うと、ついてしまった部屋干し臭はもちろん、菌が原因の臭いならなかったことのように無臭になります。
タオルの臭いが気になる、服についた汗の臭いが消えない、加齢臭が・・という臭いにお悩みの方はぜひ使ってみてください。
洗剤のニオイってこんなに爽やかだったんだって感動しますよ。