日本刀をモチーフにしたライン!?新型フェアレディZについて、日産グローバル本社へ突撃取材!
動画では、重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、宜しければ参考にしてみてください↓
2021年8月に、アメリカで新型「フェアレディZ」が発表されてからはや5ヶ月……。日本では、東京オートサロン2022で日本市場向けの「フェアレディZ」がやっと発表となりました。会場では、240台限定の特別仕様車「Proto Spec」やコンセプトカー「フェアレディZ CUSTOMIZED PROTO」などが登場し、多くの人の注目を集めまていましたよね!ということで今回は、話題のクルマ「フェアレディZ」について教えて頂くために、日産グローバル本社ギャラリーに潜入してきました!
ボディカラーは、雷からインスピレーションを受けたというイカズチイエローとスーパーブラックの2トーン。鮮烈なイエローを表現するために、高彩度イエロー顔料とゴールドに輝く人工パールフレークを用いた4層構造を採用しているそうです。
随所にこだわりが見受けられますが、歴代フェアレディZをオマージュしている所もその1つなのだとか。とくに、初代「S30」からインスパイアを受けているとのことで、50年以上も前に登場したフェアレディZを思わせるデザインが沢山ありました。
LEDヘッドライトはS30(240ZG)のヘッドランプカバーの反射光をイメージし、2つの半円のような形をしています。
テールランプは(Z32)の面影を残しながら、最先端の3DシグネチャーLEDテールランプを採用しています。
最近の日産車には様々な日本の伝統的なデザインが採用されたりしていますが、新型フェアレディZのサイドには日本刀を彷彿とさせるシルバーのラインが入れているそうです。高度な職人技によって日本刀が造られているように、新型フェアレディZも高度な技術によって造られていることを表現しているデザインなのだとか。
ちなみに、240台限定の特別仕様車「Proto Spec」グレードになると、専用色であるチタニウムゴールドのホイールがラインアップされているそうです。
スカイライン400Rに使用されているVR30DDTT型3ℓV型6気筒ツインターボエンジンをベースにフェアレディZ専用に開発して搭載。トランスミッションは6速MTと、新開発となる9速ATがラインアップされています。最高出力は405馬力で現行車より20%アップ、最大トルクは475N・mで30%アップし、今までよりもさらに力強い走りが期待できます。
基準車となる「Version ST」グレードの内装は、ブラックで統一されシックな雰囲気になっています。
ダッシュボードの上にある3連メーターは、右からブースト計、ターボ回転計、電圧計です。フェアレディZらしさは、ここにも受け継がれています。
「アドバンス・ドライブ・アシストディスプレイ」は、NISMOワークスドライバーである松田次生選手によってデザインされたものです。タコメーターのレッドゾーンの指針やシフトアップインジケーターの位置など、細かな所までこだわっています。
荷室は、ゴルフバックを2つも積めるスペースがあるそうです。バックドアも軽くて開け閉めしやすくて◎。
以上が、押さえておきたい新型フェアレディZの魅力でした。いかがだったでしょうか?購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみて下さい。