【御殿場市】飛行機のような遊具に魅せられて立ち寄った『湯沢平公園』 広い敷地にある鉄道信号はなんだ?
十里木を抜けて、最初に見る広々とした公園。
いつも寄ってみたいなぁと思いながら通り過ぎてしまっていましたが、今日は時間もあったので立ち寄ってみる事にしました。
駐車場
とても広々とした駐車場で、駐車場内にトイレもあるので、ドライブ休憩にも良さそう。
とても清閑な場所なので、ちょっと仮眠もできると思います。
公園内
遊び場・芝生公園・築山・テニスコートがあり、園内は思ったよりも広い敷地になっていました。
芝生公園はかなり茂っていましたが、私が訪れたときには築山の芝生を刈っている最中でしたので、芝生公園も綺麗になっているかもしれません。
テニスコートはコート劣化のため使用できなくなっていました。
遊び場
ブランコ・シーソー・鉄棒・クライミング遊具・ジャングルジム&すべり台の複合遊具・広い砂場、そして道路から見えた飛行機型の複合遊具。
飛行機を模した複合遊具にはハンドルも付いているので、パイロットになった気分で遊べそうです。
藤棚もありました。
時期に来たらきっと綺麗だと思います。藤棚の下には椅子があるのですが、強面の牛や犬?がデザインされていて、座ったら怒られそうな…
築山
なんと言う花か分かりませんでしたが、薄いピンクの花がさりげなく咲いていました。
築山に登ると、あずまやがあります。あずま屋からは富士山が見えました。右側に映っているのは桜の木です。
気になるものが…
公園を一周回って駐車場にも戻って来ました。
車を停めたときには気が付きませんでしたが、駐車場の奥に不自然なコンクリートの段差がありました。
何か意味があるのかと、近寄ってみると寂れた鉄道信号がありました。
「もしやここはかつて駅だった場所?」そんな疑問を持ち帰り、調べてみました。
なんと、この場所にはD52型蒸気機関車が展示されていたそうです。
ここに展示されていたD52型蒸気機関車は昭和19年5月に製造されました。
山陽線、東海道線で貨物列車を引いて走っていましたが、昭和27年7月に国府津機関区に配属されました。以後、日本では一番大きく力の強いD52型蒸気機関車は、箱根の難所の急こう配を総走行747,544キロもの距離を旅客と貨物を引いて往復をしました。
昭和43年7月1日御殿場線に電車が走るようになり、43年にリタイアした後、国府津機関区で保管されていましたが、昭和53年に御殿場市民の要望と国鉄当局の協力の元、湯沢平公園に展示が叶ったそうです。
この場所に展示されていたD52型蒸気機関車は、2010年9月、東海道本線の主要駅だった御殿場駅に移転され、11月28日にはお披露目セレモニーなどが開催されました。
D52型蒸気機関車は、現在日本で7両しか残っていない貴重な車両です。
アクセスがしやすい御殿場駅に移転されたことで、現在も多くの方々に見学され愛されているD52型蒸気機関車。
感想
広い公園は、ドライブ休憩やちょっとした散歩に良さそうでした。
遊具が充実しているので、お子さまは喜びそうです。
4月に訪れたら、藤や桜が綺麗ではないかと思いました。
鉄道信号のある意味を知ったら、御殿場駅前のポッポ広場に行きたくなりました。
8時30分から21時は開放していて、D52型蒸気機関車に触れたり運転席に乗ることもできるそうですよ。
湯沢平公園:御殿場市川島田1400-1
ポッポ広場:御殿場市新橋1898-3JR御殿場駅 富士山口