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【宮城県 松島町】もう開花スタート!大きな葉っぱの合間にハスの花 [※2023年5月26日時点]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

宮城県松島町の「瑞巌寺」そばにある「蓮池弁財尊天(はすいけ べんざいそんてん)」のハス池に、可愛らしい白いハスの花が少しずつ開花を始めている。現在(2023年5月26日)6月に入る間際の時期だというのに、既にハスの花2、3本が水面からすっかり顔を出して、花びらを広げている状態だ。
一般的に、ハスや睡蓮(すいれん)は7月から開花が始まるとされていて(※6月頃に開花の地域もあり)この一般的な開花シーズンから、今年(2023年)はやや早めの開花となった訳だ。

蓮池弁財尊天のハス池は面積は小さめなのだが、そこで生育しているハスの数は多く、目で見てもかなりの数が密集しているのがわかる。ピンと天に向かって立ち上がった大きな葉っぱは、青々としていて実際に触れることは出来ないが、厚みもしっかりあって丈夫そうだ。
現在、それらの葉っぱの隙間から、真っ白の小ぶりのハスの花がポツリ、ポツリと見える状態なのだ。

上記写真の中央に見えるのが、開花したハスの花。小さなサイズなのだが、色が真っ白なので意外と目立つ!そのため、1つ発見した後に周囲を見渡してみると、ところどころから『こっちにもいるよ』と言わんばかりに、開花した花を発見することが出来る。是非、瑞巌寺など周辺を通った際には、蓮池弁財尊天のハス池をちょこっと覗いてみよう!
おそらく、現時点で既に2、3本の花が咲いている状況なので、6月上旬頃には(花の姿を探さずとも)既に水上から顔を出して美しく咲いているかと予想する(※あくまでも筆者の予想)。
補足情報だが、ハスや睡蓮の花は1日の内の'午前中の時間帯'に花びらが最も広がり(満開)、夜になるにつれて次第に花びらが閉じていく性質をもつ。なので、ハスの花を目当てに訪れる際には、ちょっと早いのだが朝の7時から9時頃をおすすめする。この時間帯は、ハスの花の'ゴールデンタイム'であり、最も花びらが全開(満開)となる時間帯と言われているのだ。

▲ このハスの葉っぱの群集に「ハスの花」が隠れている。さて、どこにいるでしょうか?(ヒント:向かって左側のどこかに花が隠れているぞ。)
▲ このハスの葉っぱの群集に「ハスの花」が隠れている。さて、どこにいるでしょうか?(ヒント:向かって左側のどこかに花が隠れているぞ。)

地球温暖化が加速している中で、動植物もまたその環境の変化に慌てつつも、適応しながら生きている。桜の開花スピードをお手本にしているかのように、ハスの花たちもまた大急ぎで水上に顔を出し始めているようだ。その可憐な姿を見逃さないようにしながら、そっと開花を見守っていこう!6月は、ハス池が要チェックだぞ。

名称:蓮池弁財尊天(はすいけ べんざいそんてん)のハス池
住所:宮城県宮城郡松島町松島町内(※瑞巌寺の奥にハス池があります)

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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