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多くのメディアで報道されているように、強盗など凶悪な事件が増えています。

また親族や公共機関の職員等を名乗って現金やキャッシュカードをだまし取るオレオレ詐欺や還付金詐欺、近い関係になってお金を送金するように要求するロマンス詐欺や金融商品詐欺などの被害も後を断ちません。

最近は警察官や医師、弁護士を名乗って電話をかけてくる詐欺も多発しています。

神奈川県警察の公式チャンネル

電話でお金の話が出たら詐欺！

横須賀警察署管内における特殊詐欺の認知件数は昨年1年間で54件、被害額は約1億円となっています。

まさか身近でこんなに被害があるとは思ってもみませんでした。

10月11日〜10月20日の「安全・安心まちづくり旬間」に合わせて、10月13日には地域安全市民のつどい主催の第30回 地域安全市民の集いが横須賀市総合福祉会館にて開催されました。

地域全体で防犯対策が大事！

開会挨拶では、横須賀警察署 長谷善明署長は「特殊詐欺の中でも、儲け話を持ちかけられる投資詐欺も増えています。

神奈川県内では400件以上、被害総額72億円、横須賀署管内だけでも39件、4億4800万（9月末）となっています。犯罪撲滅のためには警察だけでなく、地域の皆さんの協力が非常に重要です」と話されました。

特殊詐欺や空き巣などの被害に遭わないように、しっかりとした防犯意識を持ち、犯罪を寄せ付けない安全で安心なまちをつくるための防犯キャンペーンの一環として、市内で募集した振り込め詐欺防止ポスターの入賞者の作品が展示されています。

防犯川柳の入賞作品も展示されていました。

川柳を読むと、自分も気をつけなければと身が引き締まりますよね。

特殊詐欺の被害に遭わないために

オレオレ詐欺に遭わないための啓発ビデオの上映のほか、横須賀警察署の皆さんと2024年よこすが海軍カレー広報大使を務め、首都圏トレンド広報大使、田浦警察署防犯大使の辻村麻琴さんが「啓発活動 ー 寸劇〜ロマンス詐欺にご用心!!〜」を披露しました。

ロマンス詐欺で男性を騙す犯人役を演じた辻村さんは関西弁で熱演しました。お金に困る女性を助けてあげたいと男性が送金してしまうシーンなどリアリティのある寸劇に筆者も引き込まれハラハラしました。

SNSで世界中の人と繋がる時代。

特殊詐欺は友達・恋人という近い関係性になり、相手がお金で困っていると知ると助けたあげたくなるという人間心理を巧みに利用しています。

被害に遭わないためにどうすればいい？

関係者の方にお話を伺ったところ、以下のことが大事とのこと。

また防犯対策のために不審な電話に注意するように呼びかけています。

パトロールランウォークヨコスカ

横須賀市では日常の中で行うランニング、ウォーキングの際に防犯の視点を持ってパトロールをしてもらう「ながらパトロール」をボランティア活動に協力してくださる方を募集しています。

最初に募集をした際には多くの応募があり、すぐに定員に達しました。

今回は追加で500人程度募集しています。

筆者も蛍光イエローのTシャツを着た方が走っているのをよく見かけます。

「ながら見守り・ながらパトロール活動」の取り組みは防犯にとって心強いですね。

特にクリスマスシーズンや年末は犯罪が増加する傾向にあります。

横須賀市民が被害に遭わないように、安全・安心に暮らすことができるように、みんなで力を合わせて防犯していきたいですね。

被害に遭わないための対策を家庭や職場などで話し合ってみてくださいね。

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