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【東久留米市】毎日でも食べたいワザあり麻婆豆腐ランチ!住宅街のおしゃれ町中華・アジア料理店

ちゃんまりライター/フォトグラファー(東久留米市・小平市)

猛暑を乗り切るため、美味しい麻婆豆腐が食べたくなりました。向かったのは『アジア料理屋 菜(ツァイ)』。2017年に開業したカジュアルな中華料理店です。

お店の外観

お店は住宅街の一角にあります。駐車場は店前に3台。店横には駐輪スペースがあります。

ランチメニューのボードです。内容は麻婆豆腐と日替わりが3種類。麻婆豆腐目当てで来ましたが、日替わりのラインナップも魅力的です。

ランチは11:30スタートなので時間きっかりに行ったのですが、既に1組様お待ちでした。人気があるのですね。麻婆豆腐は数量限定で材料がなくなり次第営業時間内でも終了するとのことで、私も気合を入れて早めに来ました。

店内の雰囲気

店内は清潔で爽やかな印象。壁には蓮の花が描かれ、ナチュラルな布がアジアを感じます。バリやベトナムのリゾートの雰囲気です。

テーブルの間が布で仕切られているため、個室にいるように落ち着けます。すぐ隣に他のお客さんがいても、布があるのであまり気になりません。

座席数は4人がけテーブルが3つ、2人がけテーブルが3つで合計18席です。

私は2人がけの席につきました。布で仕切られても完全に密閉されているわけではなく抜け感があり、店内の様子が垣間見えるので快適です。この布使いはとても良いアイデアだと思います。

このナイスな布使い、実はコロナ禍のソーシャルディスタンス対応として始めたものだそう。今はもう仕切る必要はないのですが、「そのままにしてほしい」という声が多いため、はずさずにいるのだとか。わかります、みなさんの気持ち。布のおかげで半個室感があって、とても居心地がよいのです。

ランチメニュー

ランチメニューです。

麻婆豆腐ランチは、春巻付も選べます。キッズ連れでしたら、スープ・小ごはん・デザートがセットになったお子さまプラスセットにしてシェアするのもいいですね。

日替わりランチの種類は店内の黒板で確認できます。

日替わりも心惹かれましたが、初志貫徹で麻婆豆腐ランチをオーダー。

いざ実食

注文してすぐに小鉢とスープが到着。

早速小鉢をいただきます。春雨と大根の和え物のようです。汗をかいた体に美味しい塩味。春雨と大根のシャキシャキした歯ごたえも心地よいですね。

スープの方は塩味控えめの優しい味わいです。

小鉢とスープの絶妙な味のバランス…。

つけあわせの味のバランスにうっとりしていると、メイン料理の麻婆豆腐が到着しました。なんともスピーディーな配膳!早速、熱いうちにいただきます。

この麻婆豆腐は、なんと表現したらよいのか…。

「新感覚のワザあり」なお味です。

舌がしびれるようなヒリヒリする辛味はないです。はじめに旨味が来て、後から上品で穏やかな辛さを感じます。でも、私が家で作る麻婆豆腐とは全然違う…。語彙力少なくて申し訳ないですが「プロの味」です。

豆腐は絹ごし豆腐でしょうか。ツルッとした食感で、麻婆の熱さ、辛さを引き立てます。端的に言って、美味しいです。

(※2024.8.28追記 麻婆豆腐のお豆腐は木綿豆腐だそうです。つるんとした味わいの木綿豆腐です。)

ご飯の器はややアジアンテイストを感じる浅めのお茶碗。

ご飯と麻婆、別々に食べてもいいですけど一緒に食べると鉄板の美味しさですね。

ランチにはデザートがついています。ミニ杏仁豆腐です。

こちらが麻婆ランチセットの全容です。

麻婆豆腐、スープ、ご飯、小鉢、杏仁豆腐…一品一品の味のチームワークが抜群でした。

麻婆豆腐ランチは、少食の方でもペロッと食べられてしまう量だと思います。デスクワークの私にはちょうどよかったです。ボリュームを求める方には春巻付がおすすめかな。

こちらはテーブルに置いてある調味料です。

辣油、醤油、酢、からしの4つ。

山椒や唐辛子はないので麻婆豆腐の味変はできないのですが、こちらのお店の麻婆豆腐、味変の必要はないです。何かを足して味を変えたいとはまったく感じません。むしろ味変してはもったいない。この完成された一皿をずっと味わっていたい…そんな麻婆豆腐でした。

ご主人のこだわり

とっても美味しい麻婆豆腐のお味の秘密を、ご主人に教えていただきました。

一般的には麻婆豆腐の味付けには甜麺醤(テンメンジャン)を使用するのですが、このお店では使いません。かわりに「京みそ」を使っています。京みそは、米味噌と豆味噌を調合したやや甘口の赤味噌です。なるほど、「新感覚のワザあり麻婆豆腐」と感じた理由は、材料の違いにもあったようです。

ご主人の中華料理人歴は30年以上。ホテル日航やヒルトン東京お台場など超一流のホテル中華で腕を磨いた後に、実家がある東久留米で開業したそうです。

お店のこだわり

店名の「菜ツァイ」は中国語で「料理」という意味です。

お店のロゴを見ると、中国語で「鶏」を意味する「鸡」という文字が入っています。「鸡」は中国語の簡体字。簡体字で書いた理由は、気軽さやリーズナブルさを表現するためです。

気軽に食べられて、美味しくて、お財布にも優しい。

そんなお店を実現するため、メニューの中心に据えたのが「」と「豆腐」です。お店のロゴには、そんな想いが込められています。

鶏は今、“時代に求められる食材”です。健康や体作りに気を使う人は、低脂質でタンパク質豊富な鶏肉を好みます。また世界に目を向けると、宗教上の理由で豚や牛を口にできない人でも、鶏ならOKです。豆腐にも同じことが言えます。

そんなお話を伺った後にトイレに入ったら、壁に鳥の絵が描かれていました。

蓮の花と鳥に見守られる癒しの空間です。

ディナーメニュー

大満足のランチに満足でしたので、ディナータイムも気になります。

こちらがディナーメニューです。

定番の鶏・豆腐料理以外に、他の食材を使った「本日のおすすめ料理」もあるのでお見逃しなく。本日のおすすめ料理は店内のボードでご確認ください。

支払い方法

支払い方法は、現金、カード、交通系IC、PayPayなどが使えます。

1人で来てもグループで来ても楽しめて、本格的なのに気軽な新感覚のおしゃれ町中華です。

一流ホテルの中華の味を、地元東久留米で体験できるとは何とラッキーなことでしょう。次回は友人か家族を誘って、ディナーメニューにもチャレンジしたいです。

こだわりの麻婆豆腐をぜひ一度、食べてみてください。

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◉お店の基本情報

店名:アジア料理屋 菜(ツァイ)
住所:東京都東久留米市前沢3-6−26
電話:042-453-3111
ランチ営業時間:11:30-14:00 (ラストオーダー13:40)
※ランチ完売時は営業時間内でも閉店
ディナー営業時間:17:00-21:00(最終入店時刻20:30)
定休日:月曜・火曜日(祝日に当たる場合も休業)

◯アクセス

滝山中央通りと小金井街道の交差点から田無方面に向かう柳新田通り沿いの左側

  • 公共交通機関:
    西武バス バス停 『グローブライド本社入口』より徒歩5分
    (花小金井駅、武蔵小金井駅、東久留米駅、清瀬駅よりバス)
  • 駐車場:店舗前に3台
  • 駐輪場:店舗脇

◯支払い方法

現金、カード、交通系IC、PayPay

◯席数

18席

◯SNS・URL

SNS:Instagram
URL:公式ホームページ

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ライター/フォトグラファー(東久留米市・小平市)

こんにちは!私は園児の頃から東京の東久留米市で育った、地元大好きライターです。私が実際に訪れて「ここはいい!」と思った素敵なお店やスポットをどんどんご紹介していきます。東久留米とそのお隣の小平にはほっこりする場所やここちよい自然がたくさんあります。そんな魅力をたっぷりお伝えするので、ぜひ楽しんでくださいね!

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