iPhone専用のSIMカード発売へ。アプリDL時のパケット代が無料に
10月2日(金)、プラスワン・マーケティング株式会社が同社サービス『FREETEL SIM』の新プランとして、iPhone/iPad専用SIM「FREETEL SIM for iPhone/iPad」を10月9日(金)から発売すると発表しました。
FREETEL SIMに iPhone/iPad専用SIMが誕生! 10月9日発売予定。本日より店頭予約受付開始。 | freetel
アプリダウンロードが無料に
「FREETEL SIM for iPhone/iPad」の大きな特徴は、App Storeからのアプリのダウンロードに使用したパケットに対して課金されず、通信料が無料になる点です。
アプリのダウンロードはもちろん、アプリのアップデート、自動更新などもパケット代がかからないため、このSIMであれば外出先でも数十MB単位のアプリを気兼ねなくアップデートできます(iOSのダウンロード/Apple Music/iTunesからの音楽ダウンロード/iTunesからのビデオダウンロードは対象外)。
料金は従量課金制
気になるその料金ですが、FREETEL SIMの通常プラン「使った分だけ安心プラン」と同様の料金が適用されます。
データ専用SIMの場合、通信料は最小100MB以内の月額299円から始まり、最大の10GBまで使っても月額2,470円で頭打ちとなるため、使いまくってもいわゆる「パケ死」の不安はありません。
なお、1ヶ月の通信量が10GBを超えると当月末まで送受信最大200kbpsの通信制限がかかります。
対象はSIMフリー版かドコモ版のiPhone/iPad
対象端末は現時点では「SIMフリーのiPhone/iPad」か「ドコモのiPhone/iPad」のみ。
au、ソフトバンクの「iPhone/iPad」については、端末購入より180日経過していればSIMロックを解除して使用できる見込みです。
緩和されるダウンロード制限に対応か
iPhoneアプリのダウンロード制限は、Appleによって年々緩和されています。
3G・LTE回線でのアプリのダウンロード制限は、当初の10MBから現在は10倍の100MBまで引き上げられており、制限限界のアプリを10本もダウンロードすればカンタンに月間通信量が1GBに達してしまいます。
FREETELの今回のプランはアプリを多く使うヘビーユーザーほど恩恵を受けられるものであり、データ通信向けプランを高止まりさせているキャリアからiPhoneユーザーをもぎ取ろうとする気概が感じられます。