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【宮城県 松島町】東北初コラボ商品が期間限定で登場!'伝説のゲーム'と'銘菓ブランド'の最強コンビ

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

宮城県民ならば知らぬ人は居ないであろう「萩の月(はぎのつき)」。
まんまる満月をイメージしたそれは、中に卵たっぷりのカスタードクリーム。
この銘菓を製造しているのは、県内は仙台市に本社をもつ「菓匠三全(かしょう さんぜん)」だ。1947年創業の歴史ある同ブランドの商品は、実は宮城だけでなく岩手や山形など東北地域の合計65店舗(2023年3月時点)で販売されている。

さて、この由緒ある銘菓ブランドがなんと・・近代的な'スマートフォンゲーム'と握手を交わし、期間限定の商品を販売することになったのだ。簡単に内容の説明を交えながら、ご紹介していこう!

どこで限定商品が販売されているのか?
まず先に、この'期間限定商品'は「菓匠三全」の本拠地である仙台の店舗が主となっているのだが・・唯一、仙台市外で購入できるのは松島町内の「松島寺町小路店」なのだ。
(※JR松島海岸駅から瑞巌寺・円通院方面へと向かう途中のちょうど角の店舗。記事の最後に住所を記載しています。)

どんなゲームと商品開発したのか?
一体どんなゲームと一緒に商品を開発したのかというと、「ドラゴンクエスト・ウォーク(DRAGONQUEST WALK)」というもので、2019年秋に無料で遊べるスマートフォンのゲーム(所謂、アプリケーション / 省略語は'アプリ')として登場した。
元々、「ドラゴンクエスト」というゲームは、菓匠三全と同様に'伝統ある'ゲームシリーズで1986年に最初のシリーズを発売してから現在まで、異なる世代の人々を魅了し続けている、希少な日本のヒット商品の一つだ。

ドラゴンクエスト・ウォークのゲーム内容はというと、操作をしている人物が実際に外(街中など)を歩くと、ゲーム内の主人公も連動し画面の中にさまざまな物語や、宝物(アイテム)が出現する仕組み。つまり、実際の世界と、ゲームの世界が繋がっているので、自分が冒険をすればするほど(歩くほどに)ゲームの中の物語も豊かに、そして面白くなっていくのだ。

どうしてゲームがお菓子と繋がったのか?
このコラボレーション商品は、ゲーム内に登場するアイテム(宝)を実際の'食べ物'にしてしまおう!という、なんとも斬新な「リアルおみやげプロジェクト」という企画に則って行われている。今回の菓匠三全との開発は、同プロジェクトの第6弾目となり、過去には神奈川、埼玉、福岡、愛知、広島そして・・今回の初東北エリアである宮城県とのコンビとなる。
宮城県としては、菓匠三全のずんだシリーズ'ずんだ茶寮'の「ずんだ餅」を、ゲームに登場する緑色のまんまるボディが特徴のキャラクター「スライム ベホマズン」に見立て、「すらいむべほまずんだ餅」を打ち出した。

いつまで開催されているのか?
2023年3月17日(金)から5月31日(水)までの期間限定で、仙台市内の菓匠三全の店舗、そして唯一の仙台市外「松島寺町小路店」で販売中。
すらいむべほまずんだ餅は、専用のスライムベホマズン型のBOXに入り、更に餅1つ1つはゲームキャラクターが描かれたパッケージに丁寧に個装されている(*餅は8個入り)。その為、小分けにすることも可能なので、お子様はもちろんだがゲームが好きな大人にも、プレゼントとしてとても喜ばれそうだ。
お一人様2箱までとなっているので、購入するぞと決めた日には前もって早めに来店することをおすすめする。ちなみに筆者は12:00頃に来店したが、すでに完売していた(9:00開店)。

店内入り口には、ゲームのキャラクターである巨大な'スライム'が皆を待っているので、記念撮影することも可能。ゲームに興味がない方も開催期間中に、ちらっと立ち寄ってみるのも面白いかもしれないぞ。
’すらいむべほまずんだ餅’を探しに、さあ、松島まで冒険に出かけよう!

商品名:すらいむべほまずんだ餅
製造元:菓匠三全(かしょう さんぜん)
販売店:菓匠三全 松島寺町小路店
住所:宮城郡松島町松島字町内58
営業時間:9:00 - 18:00
定休日:年中無休
※「すらいむべほまずんだ餅」の商品詳細ページはコチラ

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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