甲状腺の機能が低下するとどうなる?-気になるその症状を分かりやすく解説!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は…
「甲状腺の機能低下」を解説していきます!
甲状腺はノドぼとけの下にあり、
女性よりも、男性の方が位置がやや低いです。
そして甲状腺は「甲状腺ホルモン」という
ホルモンを分泌する内分泌腺の1つです。
甲状腺ホルモンは、熱産生・血糖値上昇など
「体のアクセル」のような働きがあります。
しかし、甲状腺機能低下症となり、
甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、
寒がり・発汗の低下・脱毛・乾燥などの
さまざまな症状に繋がってしまいます。
また、甲状腺ホルモンは
血中のコレステロールを低下させる働きもある。
なので
甲状腺ホルモンの分泌が低下すると
↓
血中コレステロール値が上昇し、
↓
高脂血症・動脈硬化などのリスクになります。
そして甲状腺ホルモンは、
視床下部や下垂体(脳の一部)からの
連絡をうけて、分泌が促進されます。
なので、甲状腺の問題だけではなく、
視床下部や下垂体の機能低下も、
甲状腺ホルモンの分泌が低下する原因となる。
・甲状腺自体に問題がある場合…
→原発性甲状腺機能低下症
・下垂体に問題があり、
甲状腺ホルモンの分泌が低下した場合…
→二次性甲状腺機能低下症
・視床下部に問題があり、
甲状腺ホルモンの分泌が低下した場合…
→三次性甲状腺機能低下症
また、なかには甲状腺ホルモンが
過剰に分泌されてしまう場合もあります。
(甲状腺機能亢進症)
実際に分泌されすぎてしまうと、
多汗・暑がり・精神的高揚・無月経
などのさまざまな症状が現れます。
甲状腺の病気の症状は、
更年期障害と似ているところがあります。
なので、不安がある場合には、
自己判断せず、病院への受診をおすすめします。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです!
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・整体スクール学科講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中