【京都市左京区】日本の国花。菊花展が京都府立植物園で始まる。
10月から11月は全国各地で菊花展や菊まつりが開催されるシーズンです。日本の国花である菊の花がおりなす伝統美の世界を、京都府立植物園でも楽しむことができます。
京都府立植物園の菊花展は10月20日より始まりました。
展示は大芝生地特設展示場で行われ、大菊・小菊(懸崖仕立て・盆栽仕立て)・古典菊・洋菊など数百鉢が展示されています。
懸崖仕立て
長幹種の小菊を使い、摘心を繰り返すことで枝数を増やし、伸びた枝を枠に止めていくことで目標の大きさまで平面上に広げたものです。
大きさ、形は目的に応じて変えることができ、主に尖った先端を株より下げた前垂れ懸崖が古くから広く作られています。
小菊盆栽仕立て
植木を使った盆栽の姿を小菊で再現したもので、本来草本であるキクがあたかも年を経た老木のような風格を持ったり、長い根が岩や木の上を這う姿など、その造形の美が人目を引きます。
京都府立植物園の菊花展は11月15日までの開催となっています。
《京都府立植物園》
住所 京都市左京区下鴨半木町
電話 075-701-0141
アクセス 京都市営地下鉄
「北山駅」下車3番出口すぐ または、
「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分
開園時間 午前9時から午後5時まで(入園は午後4時まで)
休園日 12月28日から1月4日まで
入園料
一般200円 高校生150円 中学生以下無料
観覧温室は上記に加え、一般200円 高校生150円
駐車場 あり
駐輪場 あり(自転車・バイク無料)