【京都市左京区】「死体花」と呼ばれる腐肉臭を放つ、アフリカ最大の花が開花《京都府立植物園》
京都府立植物園の観覧温室で、たいへん珍しい花が開花したと聞き、早速見に行ってきました。
その花の名前はアリストロキ・アゴルデアナ。観覧温室のジャングル室に咲いています。
アフリカ最大の花として知られており、30cmほどの大きさの花です。
花の形はラッパのようですね。
このように、地面に咲いていました。
この花の特徴は、その大きさだけでなく、独特の臭いにもあります。
花粉を運ぶ虫をおびき寄せるため、開花中は腐肉臭を放ちます。
その臭いから、自生地では「死体花」と呼ばれています。
昨年、京都府立植物園で国内初開花となりました。今回は、1年ぶりの開花となります。
前回は後ろ向きに咲いたため、表情がわかりにくかったようですが、今回は横向きに咲いており、観察しやすくなっています。
開花の期間は3日程との事。臭いにも変化があるかもしれません。
貴重な機会ですので、ぜひお早目にお越しください。
《京都府立植物園》
住所 京都市左京区下鴨半木町
電話 075-701-0141
アクセス 京都市営地下鉄
「北山駅」下車3番出口すぐ または、
「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分
開園時間 午前9時から午後5時まで(入園は午後4時まで)
休園日 12月28日から1月4日まで
入園料 一般200円 高校生150円 中学生以下無料
観覧温室は上記に加え、一般200円 高校生150円
駐車場 あり
駐輪場 あり(無料)