【ガーデニング】ペチュニア 秋のお手入れ ヒョロヒョロになった株を再生したい!8月切っても大丈夫??
最近の日本の夏はお天気がおかしい...
ですよね?!
わがやでは鉢植えによる日陰の
奪い合いになっています。
5月から投稿を始めた
今年のペチュニア記事
猛暑でペチュニアもお疲れかも...
茎がヒョロヒョロ伸びて
先端に花は付いているものの、
葉も少なくて小さい、
そんな株を再生するお手伝いが
私にできるのか?
まとめてみたいと思います。
最後に冬越しのことも書いています。
そもそもペチュニアって暑さに強いのでは?
ペチュニアやカリブラコアは真夏でも
成長を止めることがなく
太陽の光で花を咲かせるイメージです。
が、生育適温はおそらく20-25度位で
暑すぎると
花色が悪い
八重咲は八重の花が咲きにくい
葉の色が悪くなったりします。
福岡だと、まだ日中30度以上、
夜も25度を下回ることはありません。
購入後、今までに切り戻しをしましたか?
下の画像は5月に投稿した時のもの。
購入後、植え付ける前に
摘心や不要な葉を取り除いたものです。
その後、花を見ては切り戻しをし
4回目の切り戻し後の様子はこちらです。
また咲き始めました。
もし、植えた時のままで
一度も切らなかったとしたら、
茎の数はそれほど増えず、
ひとつひとつの茎が
長く伸びた状態になり、
花数も少ない状態になっていると思います。
ひょっとしたら、葉も小さかったり
数が少なくなってしまっているかもしれませんね。
暑いので、まずは株を充実させよう
ペチュニアやカリブラコアは
暖地であれば11月も咲いています。
夏も終わりだから...と諦めずに
まだまだ咲かせることができるかもしれません。
8月下旬、日中は暑くても、
そろそろ 夜の気温が下がってくる頃です。
だんだん植物も元気になってきます!
ただ、かなり疲れてしまった株だと
今すぐ、大幅に切り戻すと
枯れてしまう可能性が高くなります。
まずは、
咲いている、残っている蕾を
カットし、葉はなるべく残し
切り過ぎないようにして
鉢に置き肥(IB化成などの緩効性肥料)
をします。活力剤をあげるのも〇です。
その後、新しい葉や、脇芽が育ってきたら
(※この後、画像を載せています ↓)
緩めに先端を切り戻していきましょう。
切り戻す時に注意したいこと
ペチュニアやカリブラコア、
特にカリブラコアは
株が大きくなってくると木質化
(茎が茶色になっている)します。
こちらは昨年の秋に購入したカリブラコア
茂った葉をかき分けると
下の方はしっかり木質化しています。
切り戻す時は「緑の茎部分」を切ります。
木質化した部分からも新しい芽は出ますが
緑の茎部分に比べると出にくいです。
このペチュニアの鉢の中を見てみます。
切り戻す時に、下葉の大きなものは
蒸れる原因になりやすいので
取り除いています。
見ると、小さな新しい葉が
たくさん出てきていました。
その中で、
〇印のように脇芽が育ってきているものが見えます。
元気がないペチュニア、カリブラコアを
切るときは、一旦花や蕾を落とした後、
緩効性肥料などを置いて、
新芽が育ってきてから
鉢の周囲くらいで切り戻します。
最初から、株を小さく切り戻すのは
今は暑いので、とても危険だと思います。
葉が少ないと枯れてしまうかもしれません。
徐々に葉を茂らせて、株を充実させていきましょう。
切り戻した後に注意すること
- 切り戻した鉢をひなたに置かない
- 水やりの量に気を付ける
- 液肥の量に気を付ける
日向に置かない
ひなたに置いてあった、ペチュニアや
カリブラコアの鉢を切り戻した時、
その鉢を元の場所に置くのは危険です。
今まで葉で覆われていた所が
急に直射日光に当たり、ダメージを受けます。
しばらくは明るい日陰で管理し
葉が大きくなってから、
徐々に慣らしてください。
水やりに気を付ける
植物は蒸散といって、
大気中に水蒸気を放出しています。
蒸散は主に葉の裏で行われますが、
切り戻した後は、葉が減っています。
つまり、蒸散の量が減るということです。
切り戻し前と比べると、水やり後
鉢の中が乾くまでに時間がかかるようになります。
同じように水やりをしていると過湿で
根腐れしてしまうこともあります。
肥料は液肥より置き肥
切り戻し前と同じように
液肥を与えると、肥料が多すぎて
株が弱ってしまうことがあります。
液肥をあげる場合は薄めにするか
おすすめは水にゆっくり溶ける
緩効性肥料を置き肥することです。
カリブラコアを切り戻しました。
また咲き出すまでに3週間くらい
かかると思います。
ペチュニアやカリブラコアの冬越し
ペチュニアやカリブラコアは
一年草ではありませんが、寒さに弱いので
日本では一年草扱いです。
花は11月頃まで咲きますので、
冬越しをさせる時は、花が終わる頃
株の掃除を兼ねて切り戻しをし
株を小さくしています。
気温が5度以下になる時は室内に入れた方がいいです。
※気温は目安です。
大きい鉢のまま、
室内に入れるのが無理な時は、
9,10月頃挿し芽をして小さな苗を作ります。
軒下など寒さがしのげる場所に置くと
外でも冬を越せることがあります。
元の鉢のまま冬越しができたら
春も早い時期から大きな株で花を楽しめますね ♪
でも、2年目以降は株が疲れてくるので
やはり挿し芽で新しい鉢植えを作るのが
いいと思います!
※注意
植物の登録品種の場合
挿し芽で増やしたもの(自家増殖)は
個人で楽しむのは構いませんが、
人にプレゼントしたり、
販売することは禁止されています。(種苗法)
罰則もありますので、お気をつけくださいね。
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