【ガーデニング】ペチュニア 秋のお手入れ ヒョロヒョロになった株を再生したい!8月切っても大丈夫??
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/top_1661226347541.jpeg?exp=10800)
最近の日本の夏はお天気がおかしい...
ですよね?!
わがやでは鉢植えによる日陰の
奪い合いになっています。
5月から投稿を始めた
今年のペチュニア記事
猛暑でペチュニアもお疲れかも...
茎がヒョロヒョロ伸びて
先端に花は付いているものの、
葉も少なくて小さい、
そんな株を再生するお手伝いが
私にできるのか?
まとめてみたいと思います。
最後に冬越しのことも書いています。
そもそもペチュニアって暑さに強いのでは?
ペチュニアやカリブラコアは真夏でも
成長を止めることがなく
太陽の光で花を咲かせるイメージです。
が、生育適温はおそらく20-25度位で
暑すぎると
花色が悪い
八重咲は八重の花が咲きにくい
葉の色が悪くなったりします。
福岡だと、まだ日中30度以上、
夜も25度を下回ることはありません。
購入後、今までに切り戻しをしましたか?
下の画像は5月に投稿した時のもの。
購入後、植え付ける前に
摘心や不要な葉を取り除いたものです。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/internal_1661152051624.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
その後、花を見ては切り戻しをし
4回目の切り戻し後の様子はこちらです。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/internal_1661152324391.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
また咲き始めました。
もし、植えた時のままで
一度も切らなかったとしたら、
茎の数はそれほど増えず、
ひとつひとつの茎が
長く伸びた状態になり、
花数も少ない状態になっていると思います。
ひょっとしたら、葉も小さかったり
数が少なくなってしまっているかもしれませんね。
暑いので、まずは株を充実させよう
ペチュニアやカリブラコアは
暖地であれば11月も咲いています。
夏も終わりだから...と諦めずに
まだまだ咲かせることができるかもしれません。
8月下旬、日中は暑くても、
そろそろ 夜の気温が下がってくる頃です。
だんだん植物も元気になってきます!
ただ、かなり疲れてしまった株だと
今すぐ、大幅に切り戻すと
枯れてしまう可能性が高くなります。
まずは、
咲いている、残っている蕾を
カットし、葉はなるべく残し
切り過ぎないようにして
鉢に置き肥(IB化成などの緩効性肥料)
をします。活力剤をあげるのも〇です。
その後、新しい葉や、脇芽が育ってきたら
(※この後、画像を載せています ↓)
緩めに先端を切り戻していきましょう。
切り戻す時に注意したいこと
ペチュニアやカリブラコア、
特にカリブラコアは
株が大きくなってくると木質化
(茎が茶色になっている)します。
こちらは昨年の秋に購入したカリブラコア
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/internal_1661154866971.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
茂った葉をかき分けると
下の方はしっかり木質化しています。
切り戻す時は「緑の茎部分」を切ります。
木質化した部分からも新しい芽は出ますが
緑の茎部分に比べると出にくいです。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/internal_1661232951146.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
このペチュニアの鉢の中を見てみます。
切り戻す時に、下葉の大きなものは
蒸れる原因になりやすいので
取り除いています。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/internal_1661232274511.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
見ると、小さな新しい葉が
たくさん出てきていました。
その中で、
〇印のように脇芽が育ってきているものが見えます。
元気がないペチュニア、カリブラコアを
切るときは、一旦花や蕾を落とした後、
緩効性肥料などを置いて、
新芽が育ってきてから
鉢の周囲くらいで切り戻します。
最初から、株を小さく切り戻すのは
今は暑いので、とても危険だと思います。
葉が少ないと枯れてしまうかもしれません。
徐々に葉を茂らせて、株を充実させていきましょう。
切り戻した後に注意すること
- 切り戻した鉢をひなたに置かない
- 水やりの量に気を付ける
- 液肥の量に気を付ける
日向に置かない
ひなたに置いてあった、ペチュニアや
カリブラコアの鉢を切り戻した時、
その鉢を元の場所に置くのは危険です。
今まで葉で覆われていた所が
急に直射日光に当たり、ダメージを受けます。
しばらくは明るい日陰で管理し
葉が大きくなってから、
徐々に慣らしてください。
水やりに気を付ける
植物は蒸散といって、
大気中に水蒸気を放出しています。
蒸散は主に葉の裏で行われますが、
切り戻した後は、葉が減っています。
つまり、蒸散の量が減るということです。
切り戻し前と比べると、水やり後
鉢の中が乾くまでに時間がかかるようになります。
同じように水やりをしていると過湿で
根腐れしてしまうこともあります。
肥料は液肥より置き肥
切り戻し前と同じように
液肥を与えると、肥料が多すぎて
株が弱ってしまうことがあります。
液肥をあげる場合は薄めにするか
おすすめは水にゆっくり溶ける
緩効性肥料を置き肥することです。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/internal_1661226612066.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
カリブラコアを切り戻しました。
また咲き出すまでに3週間くらい
かかると思います。
ペチュニアやカリブラコアの冬越し
ペチュニアやカリブラコアは
一年草ではありませんが、寒さに弱いので
日本では一年草扱いです。
花は11月頃まで咲きますので、
冬越しをさせる時は、花が終わる頃
株の掃除を兼ねて切り戻しをし
株を小さくしています。
気温が5度以下になる時は室内に入れた方がいいです。
※気温は目安です。
大きい鉢のまま、
室内に入れるのが無理な時は、
9,10月頃挿し芽をして小さな苗を作ります。
軒下など寒さがしのげる場所に置くと
外でも冬を越せることがあります。
元の鉢のまま冬越しができたら
春も早い時期から大きな株で花を楽しめますね ♪
でも、2年目以降は株が疲れてくるので
やはり挿し芽で新しい鉢植えを作るのが
いいと思います!
※注意
植物の登録品種の場合
挿し芽で増やしたもの(自家増殖)は
個人で楽しむのは構いませんが、
人にプレゼントしたり、
販売することは禁止されています。(種苗法)
罰則もありますので、お気をつけくださいね。
--------------------------------------------
ガーデニングに関する情報や
やってみようかな?をシェアしています。
次回の記事もぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
フォローボタンからフォローしてください。
よろしくお願いします!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/sakura/article/00293651/internal_1661232804925.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)