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【仙台市若林区】春、交通ルールを公園で遊びながら学ぼう! ゴーカートにも乗れちゃう人気の公園とは?

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

春。進級、進学のフレッシュなシーズンですね。しかし、小さなお子さんのいる親御さん達はちょっと心配なのではないでしょうか。

「うちの子、通学の時にきちんと交通ルールを守れるだろうか…」「通学ルートに交通量の多い道路があるから心配…」「自転車に乗ることはできるようになったけれど、ちゃんと道路を走れるだろうか…」

確かに、親の予想のはるか斜め上を越えてくる、まさに「君子危うきに近寄らず」ならぬ「子供危うきに必ず近寄る」子供たち。心配ですよねぇ。自分の子供の頃を振り返ってみても、危ないよと言われたことに対して、逆に興味が湧いちゃったりすることもありましたし。

今回ご紹介するのは、そんな心配事を子供と一緒に遊びながら解決できる施設。「交通公園」という珍しい名前の公園です。

若林区古城にある「仙台市南小泉交通公園」
若林区古城にある「仙台市南小泉交通公園」

その公園とは、古城にある「南小泉交通公園」。

ただの公園ではなく、名前に「交通」という文字が入っている珍しい公園です。仙台市からの業務委託を受託した株式会社ミヤックスさんが管理されている公園です。

さらに詳しくお知りになりたい方は↓公式ホームページ↓をご参照下さい。

南小泉交通公園公式ホームページ

公園内の案内図
公園内の案内図

園内の案内図を見ると、なぜ「交通」の文字が入っているのかが分かります。

そこに見えるのは一般道の地図に描かれているような横断歩道に十字路、踏切…。そう、こちらの公園は実際の道路や線路を模した造りになっており、まさに「交通」に関するルールを遊びながら学ぶことのできる公園なんです。

園内にある乗り物の受付所とレンタル自転車
園内にある乗り物の受付所とレンタル自転車

まるで道路のようなこちらの公園内をただ歩くだけでも交通ルールの勉強になるのですが、より詳しく学べるよう、園内の受付で申し込むことで「自転車」と

レンタルの足漕ぎ式ゴーカート
レンタルの足漕ぎ式ゴーカート

「ゴーカート」を借りることができます。

ちなみに、園内で乗ることができる乗り物は、安全のためこちらのレンタル自転車とゴーカートのみに制限されています。個人所有の自転車や三輪車などの乗り物は持ち込めませんのでご注意下さい。

遊具(乗り物)のスタート地点、入園口
遊具(乗り物)のスタート地点、入園口

遊具(自転車・ゴーカート)を借りた方は、案内に従い受付脇のこちらからスタートです。「交通」に関する公園ですから、歩行者もきちんと歩道を歩いてスタートしましょう。

園内の様子1(信号機のあるエリア)
園内の様子1(信号機のあるエリア)

園内を進んでいくと、車用・歩行者用の信号機があります。実際に点灯しているので、きちんと「青になったら進む」「赤になったら止まる」を体験できます。

園内の様子2(交通標識)
園内の様子2(交通標識)

もちろん、きちんと交通標識もあります。散策しながら、お子さんに「この標識は、制限速度は時速20km、ということを表しているんだよ」といったことを教えてあげることもできますね。

園内の様子3(電車の遊具と踏切)
園内の様子3(電車の遊具と踏切)

そして園内には電車(を模した遊具)と踏切も!

園内の様子4(踏切の警告灯)
園内の様子4(踏切の警告灯)

こちらの警告灯も定期的にカーンカーンカーンと点灯してくれるので、踏切のルールを学べます。

ちなみに線路は1本ですが、電車の通過を知らせる警告灯は上りと下りの2本同時に点灯します。もしも、電車が大好きなお子さんからツッコミが入ったら「あくまで交通ルールの練習用踏切だからね」と優しく諭してあげて下さいね。

園内の様子5(普通の公園スペース)
園内の様子5(普通の公園スペース)

もちろん「公園」でもあるわけですから、普通の公園のように遊具や広場で思いっきり遊ぶこともできるのでご安心下さい。

園内を周遊した乗り物のゴール地点
園内を周遊した乗り物のゴール地点

いかがでしたでしょうか。お子さんと楽しく遊びながら、自然と交通ルールを学べてしまう「南小泉交通公園」。

入園・入学直後のこのシーズンのうちに遊びに行って「交通ルール」の不安を解消しておきましょう。是非遊びに行ってみて下さいね。

●南小泉交通公園●

〒984-0827 宮城県仙台市若林区古城3丁目26−10

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクな一児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり/芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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