【堺市美原区】喫茶からカフェへ「Cafeはたち」
堺市美原区黒山、三井ショッピングパークららぽーと堺とビバモール美原南インター店という大きな商業施設に挟まれるようにある「Cafeはたち」は、地元の人気店です。
特徴的な形状で、遠目から見てもなかなかインパクトがあります。全体がガラス張りでドーム型。ららぽーと堺(2022年11月開業)ができるずっと以前からそこにあります。中に入ると、お店の真ん中に大きな木が生えているようなデザインです。
今でこそビバモールやららぽーとのような大きな商業施設ができ、飲食店も増えましたが、周辺にほとんど何もなかったころから現在も健在なので、人気のほどがうかがえます。そんな「Cafeはたち」の「はたち」は「二十歳」の意味に捉えがちですが、実はそうではありません。
昭和55年創業の「Cafeはたち」は、かつてこの辺りが「畑地」だったことが店名の由来なのだそうです。メニューの表紙に由来が書かれています。昔は周りにお店はほとんどなかったです。名前も「喫茶はたち」でしたが、時代に合わせたのでしょうか。
そんな「Cafeはたち」は、もちろん昔ながらの喫茶店らしく、トーストとコーヒーのセットやモーニングメニュー、玉子サンドなどもあり、小倉ホイップトーストなどの珍しいメニューもあります。体に良さそうなお店オリジナルのジュースも多数あります。そしてなんといっても人気なのが、お昼のメニューの中華ランチです。
酢豚&かに玉、エビチリ&かに玉などのセットメニューもありますが、単品や定食もあります。日替わりランチはなんと500円でいただけます。(2024年4月初旬現在)
写真は炒飯定食です。鶏ガラスープと鶏のから揚げ、エビチリがついています。ボリューミーで得した気分になります。こちらの定食が800円で、メニューに書いてある文言によると、ご希望の方には+200円でコーヒーをつけてくれます。カラッと揚がった唐揚げと、エビチリは辛さ控えめの味付けです。
炒飯には焼き豚が入っていました。美味しくて、食べ応え十分でお腹がいっぱいになりました。店外の看板にもオススメメニューとして”中華ランチ”と大きく書かれているのも頷けます。周りの「畑地」は少し減ってしまいましたが、「Cafeはたち」は元気に営業されています。お支払いは現金のみなのでご注意ください。
●Cafeはたち●
〒587-0002 大阪府堺市美原区黒山480−5
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