釣り・キャンプしたくなる『ゴロタ浜』に潜む危険!ちょっと行ってみる?が危ない!
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。
これまでの経験をもとに、「釣りのポイント紹介」や「釣りのお役立ち情報」をご紹介していきます。
今回はドライブしていると見かけることのある景色。
思わず立ち寄ってみたり、釣りやキャンプをしたくなるような「ゴロタ浜」。
そこに潜む思わぬ危険についてお話していきたいと思います。
釣り・キャンプしたくなる「ゴロタ浜」ってどういう所?
ゴロタ場とは、砂浜の一部や岩場の一部にある比較的角ばった石が転がっているようなところを指すこともあれば、海岸全体が丸まった玉石だらけの場所のことを言う場合もあります。
海岸全体がゴロタ石のところは「ゴロタ浜」とも呼ばれますね。
都心に住んでいる方だとあまり見慣れない景色だと思いますが、神奈川県近辺だと西湘より西へ、伊豆半島方面へ向かうと海岸一帯にゴロタ浜が広がっています。
釣りをしている人を見かけることもあり、思わずキャンプやバーベキューなんかをしたくなるのではないかと思います。
ゴロタ浜で釣りはできるの?
そんなゴロタ浜で釣りはできるのか?そして何が釣れるのか?
ゴロタ浜は大小の石が転がっているため、砂浜よりも隙間が多いのが特徴です。
そのため、魚が隠れる場所がたくさんあり、意外にもすぐ側の波打ち際で魚が釣れることもあるんです。
釣れやすいのはカサゴやムラソイ、メバルと言った根魚系で、日中はサバなどの身エサ、夜はワームなどのルアーで狙うと楽しめます。
コツは小さい石のゴロタ浜の中に点在する大きい石や岩の周りを攻めると釣れやすいのですが、根掛かりが多いのが難しいところ。
オモリを軽くしたり、底を感じたらすぐ上げるなどの工夫が必要です。
ゴロタ浜に潜む危険!「ちょっと行ってみる?」が危ない!
いや、私は釣りもキャンプもしない。
だけど、ドライブしている途中で景色が気になって、映え写真が撮りたいから「ちょっと行ってみる?」と思ったことはありませんか?
そして行ってみたはいいけど、すぐ引き返す羽目になったことはありませんか(笑)?
そうです。
歩いてみた方ならわかると思いますが、実はゴロタ浜ってメチャクチャ歩きにくいんです。
ゴロタ浜は隙間が多く危険!
ゴロタ浜は大小の石が転がっていて、隙間が非常に多く不安定。
そのため、歩くたびに石がゴロゴロと沈んだり転がったりするんです。
乗っかった石に体重を乗せるとグラグラして、足首がグキッ!と…。
最悪は転倒して手首をボキッ!と…。
そんなことも決して珍しくないんです、、、。
ゴロタ浜は滑りやすい海苔に注意!
さらに波打ち際に近い石には海苔が付着していることが多いです。
海苔は緑色をしたものもあれば、黒く茶色いものもあります。
そして、海苔べったりの石はもあれば、ちょっとだけ付いているのもあるんですが、このちょっとだけ海苔が付いている石も非常に危険。
底が擦り減っているスニーカーなんかで乗ってしまうと、すぐさまツルッ!と滑ってしまう可能性が高いんです。
ゴロタ浜で転んでしまうと、骨折の可能性はかなり高いですから、本当に注意して歩かないといけません。
だから海苔が付いた石には近づかないようにしましょう。
ゴロタ浜の正しい歩き方
では、そんなゴロタ浜ではどうやって歩くのが正しいのでしょうか?
まずは装備です。
海苔が付着していたりして滑りやすいゴロタ浜でも、比較的滑り難い設計のフェルトスパイクタイプの靴やブーツがあると便利です。
とは言え、海苔がべったりのところは滑ってしまう可能性もあるので、そういったところは避けて歩きましょう。
そして、大小転がる石の中でも石の形状や積み重なり具合を見て、安定している石の上を歩くのがコツです。
小さめの石が敷き詰められているようなところはあまり神経質にならなくても平気ですが、中くらいの石や大きめの石が集まっているようなところは本当に危ないので、体重をフルに乗せる前に、安定しているかどうか確認しながら歩きましょう。
ファミリーで訪れる際には、お子様などにあらかじめ言っておくようにしましょうね。
まとめ
季節が温かくなり行楽シーズンになると、こういったゴロタ浜の側を通ることもあると思います。
安全な装備がないまま「ちょっと行ってみる?」は危険です。
もし立ち寄ってみるとしても、そういった危険があることを踏まえ、慎重に歩くようにしてみてください。
今回の記事は参考になりましたでしょうか?
これから釣りを始める初心者の方や、話のネタの参考になれば幸いです。
今後も釣りに興味がある方にとって「話のネタ」や「楽しいお役立ち情報」をご紹介していきます。
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