【京都市】東山区 映えスポットとして人気の『八坂庚申堂』♪
京都の映えスポットであり、フォトジェニックスポットとして話題の『八坂庚申堂(やさかこうしんどう)(大黒山金剛寺延命院)』は、観光客が多く行き来する東山エリアにあります。
「八坂の塔」のふもとにある「八坂庚申堂」では、いつも着物姿の観光客たちが多く賑わっており、可愛く着飾った女子だけでなく男性にも人気のフォトスポット。
960年浄蔵貴所により創建された『八坂庚申堂』は日本最古の庚申信仰の発祥の地とされています!
小さな境内に「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿像があちこちに見られます。
「パワースポット」としても有名ですよ〜
欲に走らないように手足が縛られた猿を吊るす「くくり猿」という名のカラフルな布地の猿が願を叶えてくれます!こちらに、願いと名前などを書いて奉納するとよいとか…
ご本尊の「青面金剛」は、飛鳥時代に渡来系秦氏の族長・秦河勝が帰化した際に持参した仏像で、秦氏の守り本尊として祀られたもの。「庚申の日」に徹夜して眠らず、身を慎しむ、庚申信仰の仏像である「青面金剛」がお祀りされています。
「庚申信仰」とは、60日ごとに巡ってくる庚申の日の夜に眠ると、体内にいる三尸(さんし)の虫が抜け出し、その人の悪事を天帝に告げ口して寿命を縮めると言われていたことから、この夜は寝ずにお参りをすることで災いから身を守ろうとした風習のこと。
病気平癒の「こんにゃく封じ」や下の世話をさせない「タレコ封じ」の祈祷でも知られます。開基である浄蔵貴所が行っていた秘法で、こんにゃくに病気や願い事を封じ込める方法だと言われています。
こんにゃくは、くくり猿の形をしており、「庚申の日」には、睡眠を避けて徹夜で願い続ける「庚申待ち」が行われます。庚申とは庚(かのえ)申(さる)の日のこと。60日に1回ある庚申日、年に6回行われます。
子供達にも大人気で姪や甥はお代わりしてました!w 八坂庚申堂の開祖である浄蔵貴所が重病の父にコンニャクを捧げ、無事に病気が治ったという言い伝えに由来しているそうですよ。
2023年の「八坂庚申堂初庚申」の日程は、1月2日です!
大阪市天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂(現存せず)と並び、日本三庚申のひとつである「八坂庚申堂」さんで映え写真を撮影するだけでなくこんにゃくを頂いて無病息災を祈願しまーす♪
【八坂庚申堂】
住所:京都府京都市東山区金園町390