【富士宮市】ゆっくりと何度でも履いてお気に入りの1足を見つけて!『靴のスガハラ』
かわいらしいつるし雛や、鉢植えが飾られていたり、ベンチにはいつも最新のチラシが設置されていたりと、商店街の方の人柄がにじみ出る『マイロード本町』。
昨日(5月27日)にオープンされた『cafe Hanamori』さんを訪れた際に、通りにつるし雛を飾っている方がいらしたので、ついつい声をかけさせて頂きました。
衣食住に困ることがないように願いを込めて、動物や花、野菜、遊び道具などの細工物を作って飾られるというつるし雛。
マイロード本町に飾られているものは、世界遺産登録記念にマイロードレディース会の方々や、作ってくれる方に募って富士山の高さ3776個を作成したものなんだそう。
「だいぶ色あせてしまったけれど、観光に来る外国の方が喜んでくださるから」と話してくださいました。
富士山が世界文化遺産として登録されたのは、2013年6月22日。
10年の時を隔てて、今もなお大切に保管され、商店街に来る方の目を楽しませてくれているんですね。
お話をして下さったのは、cafe Hanamori横の『靴のスガハラ』の奥様。
子どもの頃、すぐ近くのおもちゃ屋『ハトヤ』さんに来ていた私は、商店街を通る度に、格子のある大きな窓から見える素敵な靴を眺めて、『外国に来たみたい!』と心を躍らせていました。
本日は、ご縁があり『靴のスガハラ』さんを取材させていただきました。
店内に入ると、まず革の香り。
『靴のスガハラ』で扱っている靴の約90パーセントは革製品なんだそうです。
履きやすそうなデザインのサンダルはデザイン性がありながら足首までホールドしてくれます。
マジックテープで調整ができるので、左右で締め方を変えたい方や、ちょっとむくみが気になる日にも快適に履けるような工夫がされているものが多く、デザイン性も抜群です。
みなさん、靴はどのように選んでいますか?私の場合、靴は流行りのものやらくちんに履きたいと、量産型の靴をサイズもそこそこにしか確認せず適当に買ってしまうことが多いです。
革靴というとかっちりとしたイメージなのですが、スニーカーもあります。
配色も素敵!
こんなスニーカーなら気分も華やかに、軽やかな気分で街を颯爽と歩けそうです。
私の一押しはハイカットスニーカー!革製のハイカットだとエンジニアブーツっぽくなりがちですが、こんなかわいいのならお出かけの装いに合わせても違和感がありませんね。
浴衣に合わせてもかわいいかも!想像がとまりません(笑)
そして店舗奥に大きな全身鏡があるのですが、これが魔法の鏡!
ちょうど入口からお店の中を覗くと、抜群にスタイルが良く見えるんです。
道行く学生が一度お店の前で立ち止まって、この鏡に映る自分をチェックして行ったり…冗談交じりに話してくれた奥様。
本当のところは、一枚鏡だったところを地震などで割れてしまったときに危ないからと、切れ目を入れたそうです。その切れ目が功を奏して足長に見えるんだとか。
「靴は人を表す」という言葉があるように、目につきやすいポイントには気を配ってても、足元にまではケアが行き届いていないこともあります。
また片方の靴のかかとが極端に減っていたら、歩き方や姿勢が悪いなど自分の癖や体を知ることができ、紐の結び方では几帳面な性格が現れていると言われます。
どうせ流行りのモノだから…と見た目や価格で適当に靴を選んでいましたが、ずっと長く愛せる上質な靴をひとつは持っていたいものですね。
『靴のスガハラ』では、修理も受けてくれるので、購入した後も安心。末長いパートナーを見つけることができそうです。
「気に入ったものを購入して欲しいので、時間があるときに何足でも試着してゆっくりと決めて欲しい」と奥様が笑顔で話してくれました。
靴のスガハラ
住所:富士宮市大宮町13-7
TEL:0544-26-3292
営業時間:9:00~19:30
定休日:水曜日