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【子どもとの会話を禁止した残酷な研究】

きなこ子育て研究主婦

こんにちは!きなこです。

毎日一緒にいる自分の子ども。もし全く会話をしなかったらどうなると思いますか?

私はこの研究結果に衝撃を受けて会話の重要性を再認識しました。

気になる人はぜひ読んでいってください^^

1.赤ちゃんとの会話を禁止した結果…

13世紀、神聖ローマ帝国のフリードリッヒ2世は、身寄りのない赤ちゃんを集め、侍女に育てさせました。

皇帝は、『人は言葉を習わなくても話すようになるのか?』ということを実験するために、侍女達に母乳やオムツ、入浴などの最低限のお世話は許しましたが、赤ちゃんに話しかけることは禁じました。

その結果、2歳になる前に全員死んでしまったそうです。

かなり残酷な実験ですよね…

2.コミュニケーション不足が原因で発達障害や精神疾患の傾向がみられる

第二次世界大戦中のお話ですが、戦争では多くの孤児が生まれました。

孤児院では、十分な食事と清潔な部屋の中で赤ちゃん達は育てられました。しかし、孤児院には多くの赤ちゃんが集まっていたので慢性的な人手不足に陥っていて、充分なコミュニケーションを取ることは出来ませんでした。

精神科医のルネ・スピッツは孤児院で調査を行ったところ、91人中34人が2歳までに死んでしまったそうです。

その他の生存した孤児についても追跡調査が行われましたが、成人後でも発達障害の傾向や、精神症状が頻繁にみられたそうです。

今のご時世ではなかなか少ない場面だと思いますが、コミュニケーションの大切さを実感しますね。

3.私の実体験

親は自営業で多忙・兄2人は毎日大喧嘩で誰からも相手をされなかった環境の中で育った私は、3歳を過ぎても言葉が話せませんでした。

そして幼稚園の先生に言葉の発達を指摘されて病院へ連れて行かれました。

医師からは

「お母さん、話しかけなさすぎです!」

と親は怒られたそうです。

その後、親は毎晩絵本を読んでくれるようになり、今では無事に話すことはできるようになりました。

しかし、どうも自分の感情の言語化が苦手です。

なぜモヤモヤするのか、何が悲しいのかわからないんです。

普段は困りませんが、「ちょっと嫌だな…」と感じた時は我慢するしかないんですよね。何が嫌なのかはっきりとわからないので…

正直、とても生きづらいです。笑

娘にはもっと自由に楽しく人生を歩んで欲しいと思い、娘と会話することを意識しています。

ただ、「子沢山だったり忙しくて子どものフォローが出来ているか心配!」って人もいると思います。

その事に関しての情報は、また今後発信していきたいと思いますので是非これからもチェックしていってください^^

【参考資料】パパは脳研究者 著:池谷裕二

子育て研究主婦

脳科学・研究から考える幼児教育について紹介しています。年200本の論文を読破中。脳の成長期にやりたいこと・気を付けたいことを一緒に学んでいきましょう^^

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