個性的でお洒落なお店が立ち並ぶエリアとして、観光客や地元の人々に人気の乙仲通り。

いつもより西へと歩き進んでみると、英国レトロな雰囲気が漂う素敵なベーカリーを発見しました。

外観、店内、そして素朴で高貴で愛らしい英国おやつやブレッドたちに完全に魅了されちゃいましたので、ぜひ紹介したいと思います。

ヨーロッパの路地で出会えそうな可愛らしいお店

こちらが今回訪れた「UNDERGROUND BAKERY(アンダーグラウンド ベーカリー)」です。

「フィルム映画の中みたい！」レトロで可愛らしい外観に心踊ります。
30分前に着いたのです、すでに何人か並んでいました。

こちらはディスプレイ用に並んだ商品たち。

ここから選んで欲しいものを伝えると、お店の方が取ってくれる流れです。

英国風の空間・キュートなお菓子にドキドキしっぱなし！

店内には順番に2人ずつ入れます。少し待ち時間は発生しますが、落ち着いてスムーズに購入できるのが有り難いですね。

ご覧ください。このお洒落なレシピ集から切り取ったような一角。ドキドキします。

「英国おやつと言えばスコーンは外せないよね。どれにしようかな。」

こちらは、お食事パン系ですね。

左の ブラウンソーダブレッド は全粒粉とオートミールを使用しているようです。
穀物の香りが強いパンが好きなので、私はかなり惹かれます。
右は イングリッシュマフィン。スーパーで見るそれより、ふんわり高さがありますね。こ、これは美味しそうです〜。

さっそくいただきました！

こちらが今回購入した品々。

「部屋が英国風のお洒落に染まった気がする！」
せっかくなら、アイスコーヒーじゃなくて美味しい紅茶にすれば良かったかもしれません…。

こちらは ブラウンソーダブレッド です。

全粒粉とオートミールの香ばしい香りがふわっと広がります。
"ソーダブレッド" とは、重曹とバターミルクを使用して作るアイルランドのパンなのだとか。そのためでしょうか、独特の深いまろやかさが楽しめて、味わい深い逸品です。

こちらは クランベリー･ホワイトチョコレート&ピーカンナッツのロックケーキ。

スコーンと思って買ったけど、ロックケーキというものでした。
「それにしても、英国おやつは名前まで可愛い！」

半分に割ってみると、こんな感じです。

確かにゴツっとしたロックのように割れるのですが、中は結構しっとりしています。
甘酸っぱいクランベリーや優しいミルク感のホワイトチョコレートが良いアクセントになって、とっても幸福感のあるお菓子です。

最後にいただいたのは、シュルーズベリービスケット。

17世紀ごろからある伝統的なお菓子で、カランツ (ほしぶどう) と一緒に入っているのはなんとスパイスです。
ほんのりと香るスパイスが、ちょっとエキゾチックなアクセントになっていて、シンプルなクッキーとは違った、素朴だけど高貴で優雅な気分にも浸れる楽しいクッキーです。

どのお菓子やブレッドにも、お店の方の丁寧で優しいこだわりがたっぷり詰まっている感じがして、虜になっちゃうお店です。

英国好きの人はもちろん、伝統的な雰囲気を楽しみたい人、美味しいものに目がない人にも、ぜひお勧めしたいお店です。