【シート張替のコツ】抜けにくい針(ステープル)は作業を「分け」れば簡単に抜ける
バイクのシートの張替えを何回かやってきて、やっと自分なりの手順が確立してきたので、皆様にシェアしたいと思います。
シート表皮の張替えと言うと、最後のステープル打ち込みが有名ですが、地味に難しい(面倒くさい)のが古いシート表皮剥がしです。
ホチキスの針のごついやつ(ステープル)が打ち込まれているのですが、これが錆びていたり、劣化していたりするとなかなか抜けないのですよ。
ペンチで抜こうとしてもなかなか抜けないし、細いラジオペンチを使っても真ん中で切れちゃって、これもまた抜けないのですよね。
私も散々苦労してきましたが、古いステープルに関しては「抜く」前の「浮かす」工程をいれてやると格段に作業効率が上がります。
やり方はこんな感じです。
細いマイナスドライバーを用意してください。先端が傷みやすいので、使い古したものがあればベストです。100円ショップのものでも構いません。
マイナスドライバーをオフテーブルにねじ込んで、できるだけ左右均等に浮かせます。
こんな感じに浮いてくれたらしめたものです。
あとはラジオペンチを突っ込んでてこの原理で引き上げます。
ステープルの両足が浮いていたら簡単に抜けるはずです。
全体の作業工程としては、1箇所ずつやるよりも10~20本まとめて浮かせてから、同じくまとめて抜いていくとサクサク進みます。
考えてみれば当たり前のことなのですが、「急がば回れ」とはまさにこのことです。
この記事が、どこかの誰か様の参考になれば幸いです。
今回もご視聴ありがとうございました~!
(YouTubeへのリンクです)→ 【アンコ増しマシでお願いします】ハイシート製作 TODAY(トゥデイAF61)先生 オフロードマシン化計画⑨