こんにちは、奈良を愛する地域情報発信者のモチです！

今回は南都七大寺と称される、病気平癒にご利益があるパワースポット寺院を紹介させて頂きます。

奈良県民ならご存じの方も多いかもしれませんが、そのパワースポットは「大安寺」というお寺です。

大安寺はかの有名な聖徳太子とゆかりがある歴史深いお寺です。

歴史について語ると非常に長い記事になってしまいますので、割愛させて頂きます。興味がある方は公式ホームページから詳細をご確認下さい。

大安寺の場所は、奈良市のザ・ビッグエキストラから徒歩10分ほどのところあります。

公共交通機関を利用する場合は、「大安寺」のバス停（ザ・ビッグエキストラ）から徒歩で行くとよいでしょう。

大安寺は非常に歴史ある寺院ですが、現在は病気平癒・癌封じのお寺として有名となっています。

病気平癒・癌封じのお寺と名なるだけあって境内を歩いていると、寺院では珍しい癌封じの絵馬を発見することができました!!

境内のあちらこちらに癌封じの絵馬があり、大安寺のご利益の高さが感じ取れます。

しかし、ご利益は絵馬だけにとどまりません。大安寺の境内を歩いていると、境内そのものに癒しの効能があるということに私は気づいてしまいました！

その癒しの境内がどうなっているのかも紹介をさせて頂きます。

境内から体が癒されていく

大安寺は悪病難病封じの祈祷が有名ですが、境内からも癒しのパワーを得ることができます!!

広大な境内に自然があふれており、

自然と寺院がうまく調和されています。病気平癒のお寺と呼ばれるのにも納得がいきました。

お寺としては珍しい立派な竹林もあり、非常に趣きがあります。この竹林は「いのちの小径」という散策スポットです。

竹林から精気を受けて欲しいという願いから作られた、とてもありがたい小径です。

いのちの碑は、大阪市住吉区の川崎幸枝さんが心臓の病気でペースメーカーを使用しており、「命を支えてくれたこと、そして、すべての命に感謝したい」という思いから、実際に利用されていたペースメーカーを奉納したとても貴重な石碑です。

そして、乳がん治療の祈願塚「美留孔（ミルク）塚」はよく見ると女性の乳房の形をしており、この石を撫でると乳癌封じの効能があると言われています。

癒しの中から学ぶ命の尊さに、パワースポットたるゆえんを強く感じ取れました。

大安寺は建造物も魅力的!!

大安寺は日本最初の官立寺院で、当時は約26万平方メートルという広大な境内地に、七重塔2基、九十余棟の堂塔等があったという歴史があります。

しかし、度重なる消失によって現在では最盛期の約4％、約1万平方メートルのみとなっています。

いくつかの建物が工事中ですべてを紹介できませんが、境内にある魅力的な建物を皆様にも紹介をさせて頂こうと思います!!

上記は本堂で癌封じ、病気平癒、所願成就の御祈祷、御先祖のご供養、年忌回向などが日々行われています。

私が訪れた時、お坊さんがお経をあげていました。本堂だけあって建物は大きかったです。

上記は小子坊という建物で、写経・瞑想道場として利用されています。

ここでは一般の方も写経・写仏、瞑想やヨガなどができるようです。心と体にご利益があるお寺だけあって、行事も健康的ですね!!

上記は忿怒の形相で一面六臂の馬頭観音様がまつられている、嘶堂という建物です。

中には入れませんでしたが、観音様は人々の苦悩を除き、幸運をもたらす厄除けとして信仰されているようです。

厄除けのご利益がある嘶堂周辺の絵馬には、外国人の方々の切実な願いを見ることができました。

その願いのほとんどは、世界中で悩みを抱えているコロナの問題が早く収束して欲しいというものでした。私もその内容に共感し、嘶堂で参拝をしました。

嘶堂の周りにインド八聖地ならびに四国八十八ヶ所、各札所のお砂を配した霊場もあります。

上記は御縁日に護摩法要が行われているという護摩堂です。

護摩法要とはインド系宗教の火を用いる儀式です。炎によって出た煙が天に届くことで天は煙を食し、代わりに福を与えると言われています。

護摩堂も定期的に護摩法要を行っているので、福を得たい人は是非参加してみましょう

最後に大安寺の御朱印300円を頂きました。

書かれている字がまるでアートみたいで感動してしまいました!!

南都七大寺の病気平癒・癌封じのパワースポット、大安寺を紹介しましたが、いかがだったでしょうか？

祈祷だけでなく、境内の自然からもご利益が得られるお寺は奈良でも数少ないかと思います。

身近過ぎて気づかない健康のありがたさ。大安寺に行ってその大切さを感じてみるのもいいかもしれませんね！