【ガーデニング】こぼれ種で毎年咲く花
暖かい日差しが届く日も増え、冬枯れしていた庭にも緑が増えてきました。新しく出た芽を見つけると、とても嬉しくなります。小さな植物がパワーを与えてくれる、植物の癒しの力は大きいですね。
先週のわがやの庭でみつけた、こぼれ種から発芽して育っている植物を紹介します。
ニゲラ
花は5月頃から咲いています。上の画像中の左が現在の発芽の様子、右は花後の種の様子です。ニゲラは種ができるまでの姿もとても可愛いので花がらを摘まずそのままにしています。今年もたくさんの芽が出ています。
ネモフィラ
ネモフィラは毎年、採種もしています。秋に撒いて植えたものは大きくなっていますが、この時期になると庭のあちこちでこぼれ種が発芽しています。ブルーの花が一般的ですが、トップ画像の黒い花もネモフィラです。最近では葉がシルバーのものもあり、色々一緒に植えて楽しんでいます。まだ少ないですが、ちょうど花が咲き出しました。
カモミール
カモミールもたくさん芽を出します。やわらかい土の場所を好むようで、硬い地面ではあまり発芽せず、発芽しても大きくなりません。甘い香りがし、ハーブティーに利用されています。花は今頃から春の間咲いています。
セイヨウオダマキ
オダマキは半日陰を好むので、ヤマボウシの木の下に植えています。グランドカバーや落ち葉などがあるほうが芽が出やすいかもしれません。日本に自生するオダマキと園芸品種のセイヨウオダマキがあります。交配されて多くの品種がありますが、自宅でも自然に交配することがあり、植えたものと違う品種が生まれる楽しみもあります。
ワスレナグサ
いつ植えたかも思い出せないのですが、庭の片隅で毎年必ず咲いています。日陰でも発芽していますが、ひなたの方が花がたくさん咲きます。こぼれ種を咲かせるコツ?は、どの花も同じです。花がら摘みをしない、これだけです。花は春、ちょうど蕾が見えてきました。
ガイラルディア
ガイラルディアは手間なく育つ植物です。宿根草で冬になる前に刈り込みますが、春から成長し、夏中花を咲かせます。株が大きくなるとこぼれ種もたくさん発芽しますので、間引いて数を減らすことをおすすめします。
オルレア
最後は、昨年は早く片付けてしまったせいか、今年は見つけられなかったオルレアです。が、一昨年の種を撒いていました。オルレアは葉も花も美しく、春の人気のお花です。見つけられなかったけれど、どこかで芽を出してくれているかもしれません。
こぼれ種から自然に芽を出した植物は、自分で植えたわけではないので、ナチュラルな感じを出してくれるように思います。何よりも、季節を感じて自力で芽を出している姿を見れることが喜びになります。こぼれ種で発芽しやすい植物、気になるものがあれば植えてみてください。