Yahoo!ニュース エキスパート 地域クリエイター『愛ラブ街歩き@EMI』です。

皆さんは病院から処方箋を受け取ったら、どうしていますか？

病院近くの薬局に処方箋を提出し、長い待ち時間を我慢して薬を受け取っていませんか？

実は、そんな手間を省ける方法があります。

今回は、豊中市東泉丘にある「めぐみ薬局」の薬剤師岩崎さんに詳しく聞いてきました。

忙しい方や待ち時間を短縮したい方のために、処方箋をスマートフォンで写真撮影して送信する便利なサービスがあります。このシステムを使えば、薬を受け取る際の待ち時間がほぼゼロに！以下に詳しく説明していきます。

1. 処方箋をスマホで撮影

病院からもらった処方箋をスマートフォンで撮影します。撮影時には、処方箋全体がはっきり写るように注意してください。

2. 薬局に送信

撮影した写真を、薬局専用のアプリやLINEなどの指定された方法で送信します。

※初めて利用する場合は、薬局の公式ページやスタッフに連絡して利用方法を確認してください。

3. 薬局で事前準備

薬局側が受け取った処方箋を元に薬を準備します。患者さんが到着するまでに薬が用意されるので、店頭で待つ必要がありません。

4. 薬を受け取りに行く

指定した時間に薬局に行くだけ！到着したらすぐに薬を受け取れるので、時間を有効に使えます。

「めぐみ薬局」でも、この便利なサービスを導入しています。詳細はこちら

ただし、残念ながら全ての薬局でこのシステムが利用できるわけではありません。ご利用を検討される場合は、お近くの薬局に問い合わせてみてください。

また最近は「かかりつけ薬局」を持つ方が増えてきています。薬の専門家である薬剤師に健康相談ができたり、日常の不調に関するアドバイスを受けられるなど、地域に密着した薬局の利用価値が見直されています。

地域密着型のサービス

めぐみ薬局では、単なる処方薬の提供にとどまらず、健康相談会や栄養指導のイベントを定期的に開催しています。「お薬のことだけでなく、健康全般のサポートがしたい」という薬局スタッフの思いが反映されています。

せっかくなので薬局の利用者さんにお話しを伺ったところ

「患者さんの名前や体調の傾向を覚えてくれて、気軽に声をかけてくれるので体調が優れないときでも、ここに来ると元気をもらえる」とお話してくださいました。

漢方薬の相談は随時予約なしで開催してます。

薬剤師岩崎さんが主催する健康相談、認知症予防のイベントでは

プレシニアの方々にカードゲームを使用した脳トレや初心者向け麻雀、楽器や歌を楽しんでの声帯トレーニング。スクリーンを見ながらダンスや体操などをします。

普段、家でテレビを見て1日を過ごしがちなシニアやプレシニアの皆さんに、人とのコミュニケーションを通じて健康を維持し、フレイル予防につなげてほしい――そんな思いから、岩崎さんはこのイベントを企画しました。

現在、このイベントは会員制の社交クラブ（グラッシニア倶楽部）として定期的に開催されています。

イベントは、まず健康チェックからスタート。

14時から17時まで参加者の皆様は、楽しく充実した時間を過ごしながら、健康維持と仲間づくりの場として活用していました。

開催日程はこちらからお問い合わせください。

めぐみ薬局は、地域に根ざした温かい薬局でした。

待ち時間を短縮する便利なシステムや、健康相談、認知症予防のイベントなど、多彩なサービスを提供しており、シニア世代や忙しい方にとって心強い存在だと感じました。

薬剤師の方々も親切で、ただ薬を渡すだけでなく、健康や生活全般に寄り添う姿勢が印象的です。安心して通える「かかりつけ薬局」として、多くの方におすすめしたい場所です