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伝統工芸を身近に!染工房直売の和小物ショップが7/17(土)にオープン【足立区】

mihhy元あだちっこライター(東京都足立区)

梅雨が明けて初めての週末、散歩がてら歩いていると、“本日オープン”と書かれ、花の飾られたお店の前を通りかかりました。

丁度、7月17日(土)の午前10時に染工房「あやせ染芸」の和小物ショップがオープンしたそうです。
以前は、工場入り口付近に商品を並べて販売していましたが、その日は店舗が出来上がりオープン初日ということでした。

創業70余年の伝統を受け継ぐ染元工場

有限会社あやせ染芸は、「紅型染」「草木染」の染元工場として昭和26年に創業しました。


現在は手挿し江戸紅型染・松煙染め・豆引き染を中心に染色加工を行っています。
当染工房作品の「江戸紅型」は琉球の紅型を関東で好まれやすい落ち着いた渋好みにし、江戸独自の型染め技法で染めたもののことを言います。
〔中略〕江戸紅型は顔料を使うためふんわりとした優しく豊かな色合いが特徴です。
引用元:「あやせ染芸」ホームページ

店内に入ると、お店の方が温かく迎えてくれました。

今では必需品となったマスクもありました。
手染め和柄マスクは夏用もあり、これから重宝しそうです。

マスクケース各種
マスクケース各種

色合いが素敵です。
色合いが素敵です。

巾着やバッグなど、種類が豊富です。
全て染職人さんが手作りしているので、同じものが二つとないということで、一点ものですね。

Tシャツ各種
Tシャツ各種

羽織
羽織

Tシャツや羽織、エプロンも販売していました。
他にはないTシャツや、羽織をサラッと身に付けるだけで、快適な夏を過ごせそうです。

和小物ショップの2階の工房で、一つひとつ職人さんが丁寧に手作りしているとのこと。

とても身近に伝統工芸を感じられました。

シュシュ各100円
シュシュ各100円

お店の外にも、素敵な小物を発見しました。
シュシュがひとつ100円です。

セール品
セール品

お得な、セール品もワゴンの中にありました。

代々受け継がれてきた伝統技術を守るため

昨年からのコロナウィルスの影響で、催事会中止などにより、着物・帯・染色の受注がなくなってしまっているようです。そのため、技術保存・材料や道具の保持のために染めた生地を小物にして販売しているとのこと。

丁寧に手作りされた、オリジナルの作品をわたしたちが手に取ることで、代々受け継がれてきた伝統技術を守ることが出来るなら嬉しいですね。

近くに「五反野親水緑道」があるので、散歩がてら近くに来た時にはぜひ、「あやせ染芸」に立ち寄ってみてくださいね!

五反野親水緑道
五反野親水緑道

【あやせ染芸】
住所:足立区西綾瀬1-5-6
アクセス:東武スカイツリーライン「小菅駅」徒歩7分
JR常磐線・東京メトロ千代田線「綾瀬駅」徒歩10分
電話番号:03-3852-4262
営業時間:9:00~17:00(平日・土曜日午前)
Instagram公式サイト

元あだちっこライター(東京都足立区)

東京の端っこ足立区で暮らす2児の母。足立区内の身近な「楽しい」や「おいしい」を探しては自転車で駆け巡っています。下町人情の残る、古くて新しい足立区の魅力を母親目線も交えて発信していきたいです。

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