【大阪・梅田】大阪駅内の「エキマルシェ大阪」にできたばかりのトンカツ専門店
トンカツ店が少ない梅田にニューフェイスが登場!
意外に思うかもしれませんが、食の都大阪の弱点とも言うべき食材が「豚肉」。“焼肉に関しては東京に負けない!”と思っていますが、こと豚肉となるとかなり分が悪い。
もともと肉文化に関しては、大阪は牛肉、東京は豚肉というのが根底にありまして、大阪は鶴橋を中心に焼肉店がたくさんありますが、東京の池袋あたりにたくさんある豚串焼きの店がほとんどないことから、調理法、食材共に進化が少し遅れている印象です。そんなことから、大阪はトンカツ専門店も少なめ。
梅田周辺にも「epais」や「涿屋」「KYK」などの人気店はありますが、とはいいつつも数えるほどしかありません。しかも、コロナ禍で歴史あるホワイティ梅田の名店「とんかつ豚晴」が閉店。
そんななか、10月26日(火)にリニューアルオープンした大阪駅直結の商業施設「エキマルシェ大阪」にトンカツの新店ができたということで行ってきました。
「ロース」、「ヒレ」に加えて「潤」というトンカツ!
訪問したのは、「とんかつ さくら亭 エキマルシェ大阪店」。一番近い改札から1分もかからない場所です。
お店ごとの仕切りはないのですが店内は、テーブル席とカウンター席があり、全22席。
カウンター席には、必要なものがそろっています。
店頭には、さまざまな組み合わせのカツメニューのサンプルが並びます。
トンカツは、上ロース、上ヒレ、潤トンカツという3種が基本。ほかに、海老クリームコロッケや海老フライなどもあり、それぞれを組み合わせることもできます。
初訪問なので、トンカツ3種が楽しめる「さくら亭 潤トンカツ(1個)&上ロースカツ(60g)&上ヘレカツ(60g)」1,230円をオーダー。
味噌汁、お漬け物、ごはんがセットになっていて、ごはんは大盛りが無料なので、お願いしたところマンガ盛りになっていました。
肉厚なロースは歯応えが良く、後から脂の余韻を感じます。
中心部がほんのりピンク色のヘレは、ロースより柔らかく、肉の旨みをしっかり感じることができます。
気になる潤トンカツは、薄切りにした茶美豚の赤身と脂身を重ね合わせて揚げることで、旨味やジューシーさをコントロールした一口カツ。たしかに、かなりジューシーで、薄切り肉なのでやわらかくて食べやすい。
ごはんともよく合います。
豚肉の旨味を邪魔しないためだと思うのですが、少し甘めの洋食系ソースは、ニンニクなども抑えめな感じ。
タレ以外の調味料もあり、ヘレは、ソースのかかってない部分に岩塩をほんのちょっとかけるのがおすすめ。ロースは、ソースにマスタード加えるとよく合いました。
駅直結ということもあり、お持ち帰りも充実していました。夜に定食を食べたいというニーズにも応えてくれる、あると助かるタイプのお店です。
とんかつ さくら亭 エキマルシェ大阪店
大阪府大阪市北区梅田3-1-1 エキマルシェ大阪
10:00~22:00(L.O.21:30)
不定休(施設に準ずる)
06-6467-8429