【宮崎市】非日常の癒し!写経デビューで心を整えてみませんか?「無」を阻むものとは
お経を書き写す「写経」が静かなブームって知ってました?その理由はたくさん。
・集中力がつく
・字がキレイになる
・心のデトックス
おすすめされた際「興味はあるけど字が汚いしなぁ...」と話したら、「うすく書かれている文字を“なぞるだけ”なので大丈夫」とのこと。そこで昨年、宮崎市丸山1丁目にある『香泉寺』にて写経デビューしてきました。
般若心経の写経の時間目安は90分ほど。修行の一環として行われてきた写経。尊いお経の言葉を、まごころを込めて一文字一文字丁寧に書き写していきます。
慣れ親しまれている「般若心経」の文字数は262文字。うっすらと文字が透けて見えるので、集中してなぞっていきます。
写経の前にスマートフォンは機内モードにしてしまい、時計のない空間で時間を忘れて集中。
集中して文字を書き写すことに「無心」となり、心が穏やかになっていきます...
ちょっと嘘つきました。修行の足りない私はお腹を満たしてこなかったため 、鳴り響くお腹の音。
何度も鳴り響くため無言に耐えきれず「ご...ごめん」と同行者に自白。雑念が入るほど、字が乱れることを実感。
さらには、PCやスマホ中心の生活で文字を書く機会が減っていたこともあり、この漢字ってこれで良かったっけ?と認識できなくなるゲシュタルト崩壊状態に。
数々の困難(?)を乗り越えつつ、完成したキレイなお写経に大満足。
お写経の最後には、自分の願事を気持ちを込めて書きます。完成したお写経は、高野山への奉納を依頼することも可能です。
【写経について】
参加費:1,000円(御本尊さまへのお供えとして)
高野山に奉納する場合は別途、奉納費1,000円
ちなみに最初のほうで記載するお大師様とは、弘法大師・空海のこと。「弘法筆を選ばず」という諺があるように、書の名人としても知られています。
丁寧に書き写す写経を続けているうちに、字もキレイになっていくはず。日常を忘れてじっくり集中して取り組む時間は、リフレッシュになりました。
香泉寺では、『おとなの寺子屋』として写経以外にも『大人の寺子屋』として勤行(お経を唱える)・瞑想(真言宗の座禅)などを体験できます。お申し込み方法や服装など、詳しくは香泉寺のホームページにてご確認ください。
謎のマスクマンに導かれて、さまざまな体験をさせていただいているので、興味があれば他の記事も読んでみてくださいね。
都城市『松林山 天長寺』の7月21日〜28日「本尊開帳護摩祈祷」では、“舞い上がる炎で白い紙天蓋も舞う”非日常空間を体験できておすすめです。
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