【海老名市】鎌倉から届いたドキュメンタリー映画。8月25日上映会開催。震災後から描かれた女性達の背景
海と山に囲まれた鎌倉を舞台にした映画
「発酵する民」
3.11以降の鎌倉や葉山での生活を描きながら、微生物たちの発酵の世界や地域文化がゆっくり変化していく様子や鎌倉の人々の音楽カルチャーが描かれた、鎌倉発の「発酵」ドキュメンタリー映画。
8月25日(金)に自主上映会開催
全国各地で公開されていますが、8月25日(金)に海老名で自主上映会が開催されます。
東日本大震災・原発事故から12年。
お酒や味噌、パン作りから生まれた「発酵盆唄」。海水を汲み、薪で火を炊いて塩をつくる「塩炊きまつり」。震災後、女性たちが日々の生活の中で浮かび上がる思いを唄にし踊り始める。
やがて唄と踊りが人々を繋ぎ、大きな輪となってゆくー
『発酵』とは...
映画の中では酒蔵や個性溢れるパン職人も映し出されます。
微生物たちの「発酵」の世界や太陽系の惑星の動きが交差する。
ー3.11から生まれたものは、今も続いている。
人と微生物と星々が溶ける。混沌と優しさの中へー
監督 平野隆章さん
監督である平野隆章さんが当日ゲストとして舞台挨拶に来られます。
映画への想い
上映の「場」は映画の作り手やその地域文化を育む大切な「土」のようなところ。この映画は、上映会という「場」で生まれるものを大切に広げていきたいとの願いが強くあるといいます。同じ空間で皆で一緒に映画を観ること。映画を通しての出会いやそこから始まる何かを信じて...
■監督 平野隆章さん
主催
今回の上映会を主催されたえびなハチドリプロジェクトのありいあいこさん。
政治や憲法、平和、環境問題などに携わりながら日々活動されているありいさん。活動する中で感じてこられたのは、なかなか同世代に共感の輪が広まらないというもどかしさ。そんな中、「平和ってなんだろう?戦争体験を聞いて考えよう」というイベントでは子育て世代や子ども、若者を含む88名の参加があったといいます。自分たちの感覚を大切にしながら積極的にアピールしていけば想いが伝わるのではと希望を感じる経験だったそう。
自由な発想に溢れる映画の魅力。さまざまな問題にもワクワク感をもって取り組みたい、そんな想いから今回の上映会に繫がったといいます。
そんな願いが込められた今回の企画。ご友人やご家族で、ぜひご参加ください。