以前ご紹介した富士川町最勝寺の最勝寺農村公園ですが、西側に数分歩けば神社があることは知っていました。今回たまたま近くを通ったので立ち寄ってみました。

最勝寺農村公園。ビオトープが青々と。神社に駐車場は無いので、こちらに駐車して参拝しても大丈夫かな？

農村公園から見た鎮守の杜。広々とした田園風景にあって存在感があります。

「飛川神社（旧指定村社）」です。御祭神は木花開耶姫。

他の一部の神社に感じられる異世界感はないのですが、不思議と柔らかい包まれるような感じはありました。周囲が開けた田園地帯だからでしょうか？

狛犬も少し特徴的なお姿。

なんか愛嬌ありますね。

創建は不明。

ただし、本殿の建立は文久4年（1864年）のようです。

解説にあった本殿。木製の建屋とフェンスに囲われてよく中が見えません。

しかし、垣間見える精緻な彫刻！言い方は悪いですが、何故このような田舎にこれだけ立派な彫刻を施した本殿が在るのか？まぁ、氏子500戸を持つ鎮守として村の中心的な場所であったと考えれば当然かもしれません。

本殿の北側には根株が厳重に囲われていましたが、これは御神木なのかな？

境内には、トイレ、ベンチ、鉄棒、ちょっとした広場的な空間もありました。農村公園にトイレがないので、こちらを利用させてもらうと良いでしょう。

特に意識しておらず、通りかかりに思い出して立ち寄ったのですが、素晴らしい本殿の彫刻に出会えたりと思った以上に収穫のあった時間でした。