京都コーディネーターのまーちです。
GW期間、清水寺や京都駅は大混雑していたようですが、私は人混みを避け、家族で新緑ドライブがてら「秘境の名水」を汲みに行ってきました。

千本北大路から佛教大学の前を通り過ぎ、鷹峯街道へ向かいます。

鷹峯の源光庵から西へ向かい、お宿「然林房」からさらに山道を登って、京見峠（きょうみとうげ）へ。この辺りからは林道になっていて、ほとんどが離合しにくい一本道を進みます。

新緑の季節は、窓を開けてドライブすると気持ちいいですね。なお、京見峠の手前では、以前ご紹介した天空レストランで開催されている「鷹峯メルカート」が毎週日曜日に行われていますよ。

今回は京見峠からさらに先の杉坂へ向かいます。地図上では鷹峯と西賀茂の境目になっています。氷室別れを越えると、今回の目的地「杉坂の船水」が見えてきました。

こちらのお水は、「京見峠の湧き水」「杉坂の船水」と呼ばれています。大きな看板がある訳でもないので、初めて行く方は見逃さないように気をつけてください。
目印は「山の家はせがわ」という洋食店。「山の家はせがわ」を超えてすぐ「杉坂の船水」があります。

鉄道も路線バスも通っていない鷹峯街道の先にあるので、まさに「秘境の名水」ですが、いつ汲みに行っても数組お客さんがいらっしゃるほど人気。
以前、お伺いした金閣寺近くの「わか杦」さんもこちらの名水を毎日汲みに行かれているとおっしゃっていました。

鷹峯街道はサイクリストも多く、他府県ナンバーの車でお水汲みにいらっしゃる方など、たくさんの方に愛されている名水です。

私も早速お水をいただきました。何度もこちらのお水を汲みにきていますが、いつも煮沸してほうじ茶やコーヒーを入れています。いつもと同じ茶葉やコーヒー豆でもまろやかな仕上がりになります。
なお、こちらの湧き水は水質検査の情報はないので、飲用する際は、煮沸するなどご自身で判断していただくようお願いします。

千本北大路交差点から、杉坂まで20分ほど。水汲みに行くのはなかなか大変ですが、やはりこちらは京都の名水のひとつだと思います。新緑が眩しい季節、皆さんもドライブを兼ねて「秘境の名水」を楽しんでみてはいかがでしょうか？

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