ご麺ください、お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

人気店のラーメンを食べてみたいけど「遠くて行けない」「行列に並びたくない」「育児中で外食は無理」などのお悩みを持ったことはありませんか？そんな皆さまへお店で作った麺・スープそのままの味を自宅で楽しめる「お取り寄せラーメン」をご紹介しています。

今回は日本最大級のラーメン通販サイト『宅麺.com』より、『新旬屋 麺 新庄本店』の「冷やし鶏中華（コリコリ親鶏使用）」をお取り寄せしたのでご紹介します。

■『新旬屋 麺 新庄本店』とは

ラーメン王国と呼ばれる山形県の新庄市にあり、朝は『煮干中華蕎麦あらた』・昼は『新旬屋本店』・夜は『極中華蕎麦ひろた』と、珍しい三暖簾営業している超人気店。特に『新旬屋』は数々の輝かしい受賞歴をお持ちで、YTS山形テレビ「ラーメン王国 とっておきの BEST30」でも第1位に輝くなど舌の肥えた山形県民からも圧倒的な支持を得ています。本商品は山形県が発祥の「冷やしラーメン」と「鳥中華」の組み合わせを思わせる一杯です。

■開封・調理

中身は冷凍された麺（170g）、スープ、鶏油、ナルトのラインナップ。

原材料、栄養成分表示はこちら。

付属の説明書に沿って、スープ・鶏油・ナルトを前日から冷蔵庫で解凍しておき、当日は麺をゆでて流水で締めて盛り付ければ約13～15分ほどで完成。今回、麺のゆで時間は14分、追加でパッケージ写真を参考に刻みネギをトッピングします。

こちらが完成品。説明書どおりに作ると、パッケージ写真と比べると少し鶏油の白濁感が残りますが気にするほどではなさそう。冷やしなので香りが立ってはきませんが、顔を近づけてみると和出汁感を軸としつつ鶏と醤油も含んだ香りがしてきます。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食。

■実食

スープ【あっさり☆★☆☆☆こってり】

そばつゆ×鶏出汁の冷やしスープで、あっさりとしながらもコク深い味わい。

そもそも「鳥中華」は蕎麦屋から生まれたラーメンで、蕎麦のつゆに使われる和風だしのスープに中華麺と鶏肉などをトッピングしたものですが、まさにそのイメージ通りの味わい。キレは控えめな香り高い醤油に魚節系の旨味と風味、そして存在感のある砂糖の甘味のそばつゆベースを軸に、親鶏から出たであろうどっしりな旨味と鶏油のふくよかな香りが交わり、冷やしながらラーメンらしい厚みとコク深さが余韻を彩ります。

麺【細☆☆☆★☆太】

これぞ新旬屋といわんばかりの、究極にプリップリでモッチモチの多加水麺。

この多加水で瑞々しいピロピロ麺こそ同店の真骨頂。見た目の期待通り、瑞々しい口当たりでツルッツルのすすり心地は爽快。噛み締めてみれば、冷やしたことによるコシも含めたモッチモチの食感がやってきます。噛むほどに爽やかで甘味もしっかりな香りと味わいがジワジワと広がっていき、甘味のある鶏醤油スープと見事に融合していきます。うまい。

鶏肉

しっかりとした噛み応えとコリコリ食感で、スープベースの甘辛醤油味。

一口サイズにカットされている親鶏の肉で若鶏のように柔らかくはないですが、決して固いわけでもないほどよい噛み応え。時折おとずれるコリコリという食感を楽しみながら咀嚼していくと、肉の旨味がスープの甘味と共にジワジワと口の中に広がり調和していきます。

ナルト

丼に一輪の花をさかせてくれる、箸休めにも最適な彩りを添える一品。

珍しい模様ですが「花ぐるま蒲鉾」と呼ばれるタイプのかまぼこかと推測。味わいも馴染みのあるかまぼこの味わいで、よい緩急の存在でした。

■まとめ

『新旬屋 麺 新庄本店』の「冷やし鶏中華（コリコリ親鶏使用）」とのご対麺はどうでしたか？

その味わいは、甘味のあるそばつゆをベースに、鶏肉出汁の旨味と鶏油の風味を合わせた冷やしと思えないほどコク深いスープ。冷やすことでコシも生まれる新旬屋といえばな多加水ピロピロ麺も相変わらず絶品の、夏に一度は食べたい一杯でした。

さすが名店という絶品で、猛暑にもピッタリな一杯でした。気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。ごち麺でした！