お正月は、一年の始まりをお祝いしながら、家族と一緒にゆっくりと穏やかに過ごしたいもの。ところが、帰省や初詣など、毎年恒例の行事やイベントをこなすことで疲れてしまった経験はありませんか？今回は、暮らしのプロが実践している「年始にやめてラクになったこと」を3つ紹介します。

１、泊まりがけでの帰省

年始に泊まりがけで帰省するのは、離れて暮らしている両親や親族に会える貴重な機会でもあり、お正月ならではの行事ですよね。
でも、泊まりでの帰省は、お互いに負担になることがあります。行く側は、荷物の準備が大変ですし、迎え入れる側は食事や布団の準備が必要。普段とは違う環境で長時間過ごすことで、互いに気疲れして、せっかくのお正月気分が疲労感に…なんてことも。
そこで、可能なら日帰りを検討するのがおすすめです。日帰りなら、お互いに気持ちや準備がラクですし、自宅でゆっくり過ごす時間を持つことができます。両親や親族に会うことを大切にしつつ、無理のないペースで楽しめる帰省スタイルを見つけると、年始の気分がずっとラクになりますよ。

2、混み合う時期の初詣

初詣は、新しい一年が良い年になるように願う大切なイベント。
しかし、元旦から三が日にかけての初詣は人が集中します。寒い中、参拝するだけでも長い行列に並ばなくてはならず、体力的にも消耗しますよね。
そこで、焦って参拝するのではなく、少し落ち着いた時期に地元の神社やお寺に参拝するのがおすすめです。混雑を避けることで、ゆっくりお参りができるうえ、移動や待ち時間のストレスも減らせて気持ちもラクに。
初詣そのものをやめるのではなく、タイミングや場所を工夫するだけで、年始の心のゆとりがUP。大切なのは、自分や家族が穏やかな気持ちで新年を迎えられることなので、無理せずタイミングを調整してみましょう。

3、初売りに行くこと

お正月の楽しみの一つに、セールや福袋などの初売りがありますよね。
でも、お得さを求めて人混みや行列に耐えて出かけても、つい予定外のものを買ってしまい、後で「本当に必要だったかな？」と後悔した経験はありませんか？
そこで、初売りにわざわざ足を運ぶのではなく、年末に行われる事前セールなどを活用するのがおすすめです。人混みが少ないうえにお目当てのものが残っている可能性が高く、実は、割引率も初売りとほぼ変わらない場合が多いのです。ゆっくり見て回れるので、心身ともにラクにお買い物ができますよ。
お正月をゆっくり過ごすためにも、こうした事前セールを上手に活用して、自分に合ったスタイルでお買い物を楽しんでくださいね。

“やめる”選択で、今年のお正月はゆっくり過ごそう！

お正月は、新たな一年の始まり。でも、慣習やイベントに追われすぎると、気づかないうちに疲れてしまいがちです。そこで一度、今回紹介した3つの例を参考に、本当に必要かどうか改めて考えてみませんか？
小さな“やめる”選択が、新年のスタートをより穏やかでゆとりのあるものにしてくれるはず。ぜひ、ご自身に合った方法を取り入れて、今年のお正月は家族と一緒に、ゆっくりと心穏やかに過ごしましょう。

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