韓国が決勝戦で台湾に勝利し4大会連続の金メダル 兵役免除は19人(アジア大会とKBOリーグの結果)
【杭州アジア大会】スーパーラウンド1位のチャイニーズ・タイペイ(台湾)と2位の韓国が決勝で対戦。2—0で韓国が勝利し、4大会連続の金メダルを手にした。
試合は投手戦に。先制したのは韓国。2回表に7番キム・ジュウォン(NC)の犠牲フライと、相手バッテリーのワイルドピッチで2点を挙げた。台湾の先発、林昱珉(ダイヤモンドバックス傘下)は5回を投げて失点は2回の2点のみだった。
一方、韓国の先発ムン・ドンジュ(ハンファ)も6回を投げて散発3安打、無四球で7つの三振を奪う好投を見せた。
3回以降、両チーム得点がないまま9回へ。韓国は9回裏のマウンドに4番手のコ・ウソク(LG)を投入した。コ・ウソクは1死後、ヒット2本で一打同点、サヨナラのピンチを迎えた。しかし5番呉念庭(西武)をセカンドゴロ併殺打に打ち取ってゲームセット。韓国が勝利を収めた。
今回の韓国代表は世代交代を目的とし、トップチームではなく25歳以下または入団4年以内、ワイルドカードとして29歳以下の選手を3人含めたメンバーで構成した。公式戦は中断せず、1球団からの上限を3人とした。
韓国でアジア大会が注目される理由の一つに兵役免除がある。韓国の成人男子には兵役の義務がありプロ野球選手も例外ではない。スポーツ選手が競技で兵役免除の特例を得られるのはオリンピックでのメダル獲得(金、銀、銅)、そしてアジア大会での金メダル。今回の野球代表選手24人の中で19人がその対象となった。
◇10月7日(土)のアジア大会の結果
・チャイニーズ・タイペイ 0 – 2 韓国
⇒ 杭州アジア大会韓国代表一覧と結果(ストライク・ゾーン)
【KBOリーグ】
◇10月7日(土)の結果
・トゥサン 3 - 6 ロッテ(チャムシル)
勝:ウィルカーソン
敗:アルカンタラ
・キウム 7 - 1 LG(コチョク)
勝:フラード
敗:イ ジガン
・KT 17 - 0 ハンファ(スウォン)
勝:キム ミン
敗:ペーニャ
・NC 3 - 2 SSG(チャンウォン)
勝:タナー
敗:ソン ヨンジン
⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>
トゥサンベアーズ戦に1番ライトで出場。1打席目空振り三振、2打席目四球、次打者の時に盗塁に成功し、ヒットでホームに還った。3打席目ファーストライナー併殺打。4打席目セカンド左への内野安打、後続の出塁でホームに生還した。5打席目センターフライ。4打数1安打2得点1盗塁。
⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。