Yahoo!ニュース

【寝屋川市】寝屋川市民と広瀬市長のタウンミーティング「広瀬市長と語ろう」終了。地域の課題や要望とは?

neyamon号外NETピックアップ! 大阪府のライター(寝屋川市担当)

寝屋川市は、令和4年10月中旬から 11月中旬にかけて、市民と市長が直接対話をする「寝屋川市民と市長のタウンミーティング」を開催し、11月14日(月)の東北コミュニティセンター(成田町3番3号)を最後に全コミセンを回り終えました。

企画2課提供
企画2課提供

タウンミーティングが開催されたのは、寝屋川市内の6カ所のコミュニティセンターです。

10月19日(水) 西南コミュニティセンター(上神田一丁目30番1号)

10月25日(火) 西コミュニティセンター(葛原二丁目7番1号)

10月27日(木) 南コミュニティセンター(下木田町16番50号)

11月8日(火)  西北コミュニティセンター(松屋町20番30号)

11月10日(木) 東コミュニティセンター(高宮新町32番2号)

11月14日(月) 東北コミュニティセンター(成田町3番3号)

いずれも午後7時から 午後8時までの時間帯に行われ、会場によって参加人数の差はあったものの、どの会場においても、活発に意見が交わされました。

寝屋川市民と市長のタウンミーティングって?

寝屋川市民と市長のタウンミーティングでは、広瀬慶輔市長が、今後のまちづくりについての考えやビジョンを直接説明するとともに、市民の声を直接聴く機会です。

地域の課題や要望を把握して市政運営の参考とすることを目的としており、 地域ごとに全6回実施しています。

参加したくても夕飯時ということもあり、なかなか出にくい方もあるかと思います。そこで、タウンミーティングでは、どのような意見が出されているのか、東コミセンのタウンミーティングに参加してきましたので、レポートいたします。

最初に広瀬市長から、市民サービスのターミナル化についてのお話しがありました。

これまで、手続きをするのに、本庁と総合センターや福祉センターに分散していた多くの市民が利用する市民窓口については、公共交通機関を使ってワンストップで済ませることができる寝屋川市駅前に機能を集約させていくということです。

寝屋川市では昨年、中央図書館をアドバンスねやがわ1号館の4階に移転オープンさせましたが、総合センター時代に比べ、2倍の利用があるということです。

また寝屋川市が買収した旧大阪電気通信大学駅前キャンパスの建物を駅前庁舎として活用し、子どもの健診会場を備えたり、利用頻度の高い手続きを駅前でワンストップで行えるように整備するということです。

寝屋川市では高齢の方にも便利で安心な街づくりを進めるとともに、若い子育て世代の方々に住みたいと思ってもらえる街づくりを推進しています。

また2軸化構想として、寝屋川市駅前のターミナル化と並行して、学研都市線沿線の再開発が進められています。

寝屋川市では、街の象徴となる小中一貫校を現明和小学校の場所に建設中です。

打上地区に住む子育て世代のお母さんから、就学前の子を持つ親のコミュニティの場がないとのお話があり、これに対し、新しく建設中の小中一貫校の中に地域のコミュニティの場を作る考えを示されました。

また防災備蓄品についての意見や提案、高齢者の一人暮らし世帯への安否確認サービスについての提案などもあり、市長からは現在小学1年生に導入している位置確認情報サービスの活用範囲の拡大なども視野に入れて検討するとのことでした。

保育園での安全管理、危機管理についての問題提起もあり、昨今問題になっている送迎バスの置き去りや大事に至らなかったが一歩間違えれば命の危険があった事故など過去のケースも洗い直し、今後の対策強化に向けて取り組んでいるということでした。

また、使われなくなったため池の在り方についての質問もありました。

市長からは大規模災害時に最も優先すべき行動として、生命を守るということを最優先に考えているというお話がありました。

タウンミーティングは、コミセン毎に行われますが、その地域ごとの課題が浮き彫りにされる点で大変有意義であると言えます。

先日の西北コミセンは香里園地区の西側にあるため、京阪電車立体交差事業について、また完成後の高架下の活用についての質問などが多かったということです。

また、10月に行われた南コミセン地区では、萱島駅周辺の問題が提起されたということです。

各地のコミセンのタウンミーティングに参加された池田校区地域協働協議会の川口さんにお話をお聞きしたところ「自分の地元の地域以外のタウンミーティングに参加する事で、地域それぞれにある課題を知るいい機会になりました。また、それに対する広瀬市長(寝屋川市)の対応も聞けて良かったです。」とのことでした。

各コミセンで、問題点は違うものの市長と直接対話できるよい機会となりました。

あらためて2019年のタウンミーティングの記事をお読みいただけると、コロナ禍にあっても、当初の計画を短期間で推進実現されていることがよくわかります。

号外NETピックアップ! 大阪府のライター(寝屋川市担当)

地域ニュースサイト号外NETピックアップ! 大阪府(寝屋川市担当)のライターをしています。寝屋川市内の新しいお店、グルメ、行政サービス、イベント、歴史や文化など、実際に地域を歩いて発見したコト、モノ、出会った人などの情報を、愛を込めてお届けします。

neyamonの最近の記事