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【現在も参戦中】コンテストで25の受賞歴を持つスゴ腕シェフが新中国料理のお店をオープン/大阪

くろにゃんホテルとグルメのライター

大阪府大阪市中央区「淀屋橋odona」の2階に、2024年6月13日(木)、新たな「中国料理」と「食体験」を楽しめるレストラン「atelier HANADA by 森本 (アトリエ ハナダ バイ モリモト)」がオープンしました。

総料理長・花田洋平氏は、ホテルに勤務の傍らで国内外の数々のコンテストに出場し、25の受賞歴を誇る凄腕シェフです。現在も情熱を持った若き料理人の登竜門「CHEF-1グランプリ」に参戦中です。

前職のホテル「ANAクラウンプラザホテル大阪」にて花田氏のお料理をいただいたことはありますが、この度、オープン前日に開催されたお披露目会に伺い、ハイセンスなお料理を堪能してきたのでご紹介します。

店内は温かみのある内装で、この時はパーティーのためテーブルや椅子が移動されていましたが、オープンキッチンのカウンター席もあるようです。

お披露目会には関係者やメディア・インフルエンサーたちがたくさん参加しました。お店への期待の高さの表れですね。

スパークリングワインで乾杯。あ、このシャンパングラスは樹(いつき)グラスかな。ワインそのものの味が楽しめるとともに、グラスの角度で味わいが変わるそうです。東中野の「シュヴァリエ」さんで勉強しました。これはおいしいワインも飲めそう!

ビジュアルもステキな前菜

「フォアグラのタルト」やクラゲの和え物などをつまみながらスタート。

クリスピーな海苔の揚げ物にサーモンやイクラをトッピングしたものを石に盛り付けのセンスもステキですね。

別室に展示してあったお料理も撮影しました。メニュー名や味はわかりませんが、お店の様子を知るカギとなります。

腕前と遊び心

縁起の良い龍と流のたまご、テトリスを模したもの、大阪関西万博の公式キャラムター「ミャクミャク」などの細工も花田シェフが施したものだそうです。

「ミャクミャク」をイメージした特別なモクテルも飲んでみました。

豪華な料理がずらり!

スジアラの姿蒸し

こちらは蒸す前のスジアラ。大きい!真っ赤な体の白身魚。沖縄では祝い事に使われるそうです。

【花田シグネチャー】KAWACHI-DUCK

河内鴨の北京ダック

河内鴨は大阪が誇るハイクオリティな鴨です。河内鴨を取り扱えるのは限られた人のみ。

蕎麦粉の入ったもっちりクレープで包まれた北京ダックにて味わいました。

香港式子豚の丸焼き

子豚の丸焼きを調理しているところをリアルに見たのは初めてです。

裏はこんな風になっているのですね。

「謹製 よだれ鶏」など、絶妙の火入れと調味料使いのおいしい料理が次々と。

天然黒酢ノ酢豚

盛り付けも華やかでひきつけられます。

唐辛子で真っ赤だけど辛すぎるわけではありません。

ホルモン麻婆豆腐

麻婆丼も美味。プリフィックスのランチセットでもチョイスできます。

器や盛り付けがステキな一皿一皿を見るとコース料理で食べてみたくなります。

大きなセイロで蒸したお料理も。

プチトマトを抱き込んだ焼売は一口でパクッと。

ジューシー!

パティシエによるデザートもスタンバイ

盛り付けもかわいいし、八角やジャスミン茶などの中国テイストを加えた洋菓子というのがツボでした。

ジャスミン茶クリームのシュー

シュー生地の食感もナイス。

八角風味のティグレ

これもすごーい。パティスリー並のおいしさ。

鯉の形の杏仁豆腐。

「プリン・HA・NAモード」はシグネチャースイーツでしょうかね?

プティフールはお好きなものをどうぞ、という感じでしょうかね??

CHEF-1グランプリ3回戦のメニュー

現在も参戦中の「CHEF-1グランプリ」にて3回戦に出されたメニューがこちらです。

パートフィロにサーモンの脂を塗り、サーモンの身、皮、アラのそれぞれの優れた特性を一度に味わえるサーモンのだし汁で作られた冷たいおかゆの中には、マンゴーも入っていました。米とマンゴーのデザートはあるけれど、サーモンのニュアンスをうまく合わせるってスゴイんじゃないかしら??

おわりに

「atelier HANADA by 森本」は、惜しまれつつ解体された堂島ホテルの名中華「瑞兆」のシェフだった森本裕仁氏による「中華旬彩 森本」の新ブランドとしてオープンとのこと。

「中華旬彩 森本」に行った記憶はなかったけれど某口コミサイトを見ると2016年に訪問しており、コスパの良いランチをいただいたのでした。4.2の高得点をつけていました(笑)。8年の時を経て、またそちらの方へも行ってみたい。

中国茶のアイスもおいしかったのでデザートも楽しみです。
中国茶のアイスもおいしかったのでデザートも楽しみです。

この日はレセプションにて、ちょいちょい摘まませていただいた程度でしたが、これはコースで食べてみなければ!という思いが奮い立ちました。

現時点で集めたデータは次の通りです。口コミも広がり予約困難になる日も近そうですので、気になる方はお早めに行ってみてください。

ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00)
Prifix Lunch 1,980円 予約不可
小さな前菜たち/蒸しスープ/3品から1つ選べるメイン/日高麻衣またはルーロー飯(+350円)/好みのデザート1品
お子様ランチ 1,650円
点心2種/玉子スープ/鶏のからあげ/炒飯/デザート2品
コース料理出会い "Encounter" 7,700円
ランチ限定のシグネチャー"天然黒酢ノ酢豚"、ディナーコースと同様に花田氏が表現する前菜やデセールのコース

※コース料理出会い "Encounter" は予約可能です。

ディナー 18:00~22:00(L.O. 20:00)
HANADA "Sublime Signature" 16,500円
はじまり "Introductory" 11,000円
温故知新 "Modern Heritage" 27,500円
※ペアリング付きコースあり。

atelier HANADA by 森本

大阪府大阪市中央区北浜4-3-1 淀屋橋odona A棟 2F

06-6906-8395

日曜日定休

44席(カウンター6席、テーブル30席、個室8名1室)

公式インスタグラム(外部リンク)

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ホテルとグルメのライター

東京・関西2拠点生活+旅。ホテルとグルメの情報を毎日掲載しています。ライブドアブログ(22年~、15,000記事~)、インスタグラム(5,700投稿~、フォロワー37,000人~)、食べログ(約16年、約4000件)、Googleローカルガイドレベル10、国内外のホテル・レストランを多数取材しています。

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