人参は「皮ごと」食べるべき!どんな栄養があるの?【料理人が完全解説】
こんにちは、現役板前のぱぷちゃんです!
今回のテーマは「にんじんの皮」皆さん、人参を調理するとき皮を剥いていますか?もし、剥いてしまっているのなら今すぐストップ!
実は、あの皮には「栄養」がたっぷりと含まれています。一体どんな栄養なのか?この記事を最後まで読んで頂くとあなたは必ず“皮の虜”になるはず!
今回の目次
- 皮に含まれる栄養たち
- βカロテンが体に与える効果
- 時間が経つと中心部の栄養素はほぼゼロ!
1,皮に含まれる栄養たち
皆さんが普段から「皮」と呼んでいる部分は知っている人も居るかと思いますが、「可食部の一部」なんです。
本来剥くべき皮の部分はとても薄く、出荷前の洗浄時にほとんど剥けてしまっています。そして、この皮にはなんと…人参の中心部の約2.5倍もの「βカロテン」を含んでいます。
また、「ポリフェノール」も4倍ほど含まれており、皮を捨てるのはとても、もったいないのです。
2.βカロテンが体に与える効果
人参といえば「βカロテン」しかし、このβカロテンには一体どのような健康効果があるのでしょうか?
【βカロテンの効果5選】
・動脈硬化を予防する
・老化を防止する
・視力の維持
・アンチエイジング
・皮膚や粘膜を丈夫にする
3.時間が経つと中心部の栄養素はほぼゼロ!
人参を放置すると、中心部から葉が伸びる事があります。これは中心部の栄養が葉に送られてしまうから!
なので、長時間放置してしまうと栄養が抜け、食物繊維しか残らない事も!
また、葉付きの人参を購入された際は栄養が葉にいかないように必ず葉を切り落としましょう!