【暑くてやる気が出ない】そんなときに役立つ心理テク
お盆休みも明け、仕事が始まったものの「やる気が出ない」というかたも、多いのではないでしょうか。子どもが夏休みで、在宅で仕事をしながら家事・育児をしているという親御さんもいるでしょう。子どもが退屈そうで、1日中ダラダラしているなんてことも。「なんかやる気が出ない」というときに試したい、心理テクをご紹介します。
1. スモールタスクで考える
やるべきことを、細かくリスト化し、できたらチェックを入れてみましょう。完了したことを可視化することで、達成感や自信につながります。リストにすることが面倒な場合は、タスクが1つ終わる度に「よし!」と心の中で言うだけでも、効果はあります。
2. ご褒美を用意し、機嫌を取る
「ここまで終わったら、好きなお菓子を食べよう」などと、ご褒美を用意し、自分で自分の機嫌をとることは、怒りや不安などの感情にも左右されにくいです。子どもで、虫歯や食事への影響が気になる場合は、お菓子の代わりにシールをあげるなども有効です。3時のおやつを目標に、毎日頑張っているという人も多いのではないでしょうか。
3. 生産性が上がらないのは、システムの問題?
「生産性が上がらない」という問題は、個人のやる気というより、システムの問題ではないでしょうか。無駄だと思うことは、AIやサービスなどを使い、業務の効率化をするのも一つの手です。社員が通勤に疲れて、仕事にやる気が出ていないといった場合は、夏だけ時間差通勤やリモートワークにするなど、臨機応変に対応することも必要なのではないでしょうか。
4. やる気を出なくさせてるのは、脳が原因?
「暑くて何もしたくない」というのは、心ではなく、体からくる反応などにより、脳が思考をストップしている可能性があります。熱射病や熱中症の場合は、頭痛や意識障害が出ることもあると言われています。室内などの涼しい場所にいても、水分不足などにより、脱水症状が起きている可能性も十分にあります。症状が出ているときは、無理せず休むことも大切です。
5. やる気が出ないのは、一過性のことと割り切る
これだけ暑い日が続くと、「暑くてやる気が出ない」というのは、自然なことかもしれません。「暑くてやる気が出ない」のは、あなただけでなく、多くの人がそう感じていると知るだけでも、心の負担が少し軽く感じるのではないでしょうか。日本は四季があるので、秋になれば少し涼しくなります。「暑いのは、今だけ」「やる気が出ないのは、今だけ」などと、一年を通してどうなのかと、広い範囲で見ることも大切です。
さいごに
暑さに負けないためには、暑さ対策の他にも、自律神経を整えることが大切だと言われています。夏休み中でも、「夜更かしをしない」など、生活リズムは整えましょう。ずっと室内にいることで、運動不足などによる不調もあるかもしれません。1日5~10分ほど、ベランダに出て掌をかざすだけでもよいので、日光を浴びる時間を作るとよいでしょう。