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【無意識のうちに完璧を求めていませんか?】カウンセラーが教える「人との比較をやめ、自分軸を持つ方法」

ピッグママチャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー
Photo:pixabay

新年になり、「新たな気持ちで1年を過ごそう!」と気持ちを切り替えた人も多いかと思います。子どもたちもクリスマスや新年を家族と過ごし、これから新学期に向け準備を進めていくことでしょう。子育て中に限らず、「周りと比べるのをやめたい」「比べられても気にしないマインドを持ちたい」という願望は誰しもあるのではないでしょうか。人との比較をやめ、自分軸を持つ方法について考えてみましょう!

あなたにとって、人生とは?

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少し哲学的な話になりますが、あなたにとって、人生とはどういったものでしょうか。今まで生きてきた経験、命そのものといったところでしょうか。どちらも正解ですが、今度は少し問いを変えてみます。あなたは、どういった目的でゴールを目指していくのが、本来の生きかただと思いますか。

問いかたを変えただけで急に難しいと感じた人、反対に、具体的に考えられるようになったという人もいると思います。物事をシンプルに捉えることで、答えを簡単に考えられる人もいれば、具体的に問うことで、答えを導ける人もいます。まずは、自分がどちらのタイプなのかを知るところから始めてみましょう。

心理学的には、生きるということには目的があり、ゴールがあります。自分がどんな人になりたいかという目的で、死というゴールに向き合っていくかを模索するのが本来の生きかただと考えられています。なりたい自分というのは、今後変わっていくかもしれないし、変えようと思えば変えられるということです。よく大人になると、人格や性格・思考を変えるのは難しいと考える人もいますが、きっかけや本人の意思次第では、不可能なことではありません。

無意識に完璧を求めてしまう理由

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カウンセリングの現場で多い根本的な悩みとして、「無意識に完璧を求めている」という特徴があります。社会など多くの人が集まる場には、比較対象があり、どうしても周りと比べたり・比べられたりしてしまうもの。さらに、SNSの普及で気軽に他人の良い部分と比較する機会も増えているように思います。

自我が芽生えているからこそ、自分と他人は「違う」と認識できる一方で、親や先生からの期待や比較で、無意識に完璧を求めるクセがついているケースもあります。子どもは親が望むように頑張ってしまいがちです。「自分の好きにしていいよ」と言っても、子どもは親の顔色や機嫌を伺っていることが多いのです。その思考パターンは大人になっても続き、今度は対象が親ではなく、会社や社会に認められるようにと変わっていくでしょう。

周りの人や環境のせいにし続けるか、自分が変わるか

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カウンセリングやコーチングで立ち直れる人は、どういった特徴があるでしょうか。カウンセラーやコーチは医療行為は行えないため、不眠や心身の不調がある場合は、まずは心療内科などで症状を緩和・軽減してもらう必要があります。カウンセラーやコーチは、対話を通して、なりたい自分になれるようサポートする存在です。

周りの人や環境のせいにし続けるか、自分が変わるか。それに時間がかかるかどうかなのです。自分に「NO」と言い続ける人も同じです。自分の特徴に気づき、ダメな自分でも「OK」と認められれば、立て直すことができます。

さいごに

人との比較をやめ、自分軸を持つためには、自分をよく知ることが大切です。自分を客観的に捉えることができれば、「人は人、自分は自分」と割り切れるでしょう。ブレない自分軸より、レジリエンスといった困難を乗り越える力や、立て直す力が人生においても重要なのではないでしょうか。

チャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー

一児の母として、コーチングや心理学を子育てに応用する方法などを発信。産後うつや育児ノイローゼを経験し、発想の転換や思考の癖などを理解することで克服。実践しやすい「育児や人間関係の問題」に役立つ物事の捉えかたを一緒に考えていきましょう!

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