正智深谷が強豪・東福岡に敗れて2回戦で姿を消す 全国高校サッカー選手権
全国高校サッカー選手権2回戦が、12月31日に各地で開催されて、埼玉県代表の正智深谷高校は、浦和駒場スタジアムで福岡県代表の東福岡高校と対戦した。
試合序盤は、お互いにシュートまで持ち込めない展開に。前半29分、正智深谷が流れを変えようとミドルシュートを放つもGKに弾かれた。前半は、東福岡の強力な攻撃陣を正智深谷がコントロールして、0-0のスコアレスで折り返した。
後半、お互いにメンバーを変えて、ギアを入れて勝負に出る。そして試合を動かしたのは東福岡。58分、中央でのコンビネーションから途中出場のMF稗田幹男が左足を振り抜いて先制点を決めた。1点を追いかける正智深谷もなんとか打開しようと試みるも、東福岡のディフェンスを崩すことができず、ゴールは遠く。試合終了間際の43分にも東福岡がショートカウンターからFW新貝颯大のゴールで追加点で2-0。試合終了のホイッスルも吹かれて、東福岡が3回戦に進出。正智深谷は2回戦で姿を消すこととなった。
正智深谷の小島時和監督は試合後、メディアの取材に対して「負けたのは残念だが、精一杯自分たちのサッカーをやってくれて、8年ぶりの選手権を十分に戦ってくれたと思います」と語った。
この全国での経験を生かして、来年また新チームで全国の舞台を目指す。