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原口元気の移籍初ゴールを含む3ゴールで、優勝を争う広島に3-0で完勝

椛沢佑一浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

明治安田J1リーグ第34節。浦和レッズはホーム埼玉スタジアムに、サンフレッチェ広島を迎えての一戦となった。優勝争いを演じている広島に対して、浦和はJ1残留のために勝ち点が欲しい試合となった。

試合は序盤から広島が猛攻をしかける。しかし浦和もGK西川周作を中心になんとかゴールを割らせず。前半はシュート数、広島17本 対 浦和3本という圧倒的な展開になるが、浦和も我慢強くチャンスを窺うと、45分。カウンターアタックからMF松尾佑介が抜け出して、落ち着いて左足でゴールに流し込み、浦和レッズがワンチャンスを生かして先制した。前半はこのまま終了して、1-0で浦和レッズが1点リードで折り返した。

後半は、一転、浦和ペースになり、立て続けに決定機を作り出す。松尾佑介のクロスをMF関根貴大が決定的なシュートを放つもGK大迫敬介のビックセーブ、さらにFWブライアン・リンセンもヘディングシュートを放つもこれもGK大迫のセーブ。DF石原広教のシュートもバーに当たってゴールならず。しかし56分、左サイドを突破した松尾のカットインからのシュート性のクロスに、リンセンがヘディングであわせて、ゴール。浦和が2-0とした。試合終盤は広島が2点を追いかけて攻勢をかけるも、浦和ディフェンスが守ると、86分、カウンターから右サイドを突破したMF前田直輝の折り返しを、MF原口元気が右足でゴールに流し込み、浦和移籍初ゴールで3-0とした。このまま試合は終了して、3-0で浦和が完勝。広島は3連敗で優勝争いに足踏み。浦和はJ1残留を決めた。

浦和フットボール通信編集長(さいたま市)

サッカーの街と人を応援するFANZINE「浦和フットボール通信」編集長。フリーマガジンを年5回発行。ウェブサイト「浦和フットボール通信」「浦レポ」「埼玉サッカー通信」で、浦和レッズの情報から、埼玉のサッカー情報、サッカーの街の情報を発信しています。また「浦和フットボール映画祭」など、サッカーイベントなどもプロデュースしています。

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