正智深谷が長崎総大附を破り1回戦突破!全国高校サッカー選手権
全国高校サッカー選手権 1回戦が各地で行われて、埼玉県代表の正智深谷高校はNACK5スタジアム大宮で、長崎県代表の長崎総大附との対戦となった。
試合は、序盤から激しいボールの奪い合いとなった。前半12分には、長崎総大附の選手のミドルシュートをGK森穂貴がセーブ、跳ね返ったボールを再度、長崎総大附の選手がヘッドでシュートをするも、これも森がセーブをして事なきを得た。反撃に出た正智深谷も20分、セットプレーの流れから正智深谷がカウンターを発動。MF近藤七音がシュートを放つもGKに防がれた。さらに前半の37分、正智深谷が攻勢をかけて、コーナーキックを立て続けに奪うと、2本目のコーナーキックからMF小西聖七がヘッドで合わせて、正智深谷が先制点を決める。
しかし前半終了間際の41分、長崎総大附もゴール前に圧力をかけると、正智深谷ディフェンスがクリアしたこぼれたボールを長崎総大附のMF髙橋駿介が、そのまま右足を振り抜き、同点ゴールを決めて同点とした。このまま前半が小雨量して1-1で折り返した。
後半に入り、立ち上がりから正智深谷が好機を作り出す。そして均衡を破ったのは後半53分。正智深谷が左サイドからチャンスを作ると、近藤に縦パスが入り、ペナルティーエリアでボールを受けたその近藤が右足を振り抜き、勝ち越しのゴールを決めた。
パワフルなサッカーで圧力をかける長崎総大附に対して、正智深谷も試合をコントロールして、ゴールを許さず、このまま試合が終了して、2-1で正智深谷が勝利して、1回戦を見事突破した。